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4児の母。子育ての「イレギュラー対応力」

小1・年中・2歳・0歳の子供を育てている私は、「子どもは親の思い通りにならない」ということを日々実感しています。

例えば、

・仕事が詰まっている状況なのに子供が急に熱を出して保育園を休む
・翌日も雨予報なのに傘を壊して帰ってくる
・買い物しようとスーパーに着いたら「寝てるやん…」


というようなことが毎日頻発します。
小さいお子さんを育てている方なら、「そうそう、うちも昨日ね〜」と話せるエピソードをお持ちではないでしょうか。


母の「備え」で家族はまわる


我が家の子どもたちも、変わるがわる「え!?なんで!?」ということをやらかします。が、私も負けてばかりではありません。母親歴7年目になり、まだまだひよっこながらも、対処できることはあらかじめ手を打っておくようになりました。

急な発熱のために、お仕事の受注は自分のキャパの7割程度にしておく、とか。
傘はすぐ壊してくるからストックを2、3本買っておく、とか。
買い出しできなかったときのためにポケモンカレーを常備しておく、とか。

備えあれば憂いなし。


このほかに私がしている「備え」は、
・お風呂にスムーズに誘い込むために、プリンやゼリーのカップをとっておく
・思わぬ泥・水遊びで服が汚れた時のために、着替えを車に1セットずつ置いておく
(使わないままサイズアウトすることもある)
・園や学校に持っていく箸セットの予備
・上履きは一つ大きめのサイズを買っておく

などなど。

子どもは親の思い通りにはならないんだぞ!と自分の頭に叩き込んだ上で、イレギュラーな出来事に対応する備えをしておくことは、母の心の余裕につながります。そして、それはすなわち、家族の機嫌にも直結する最重要事項なのです。


私は自分の「イレギュラー対応力」に少しずつ自信を持ち始めていました。



が、子どもには敵わない


ところが、2024年1月。備えを欠かさない私が、やはり子どもに一泡吹かされる出来事が起こりました。


フリーランスでライター業をしている私は、四男出産に向けて仕事量を少しずつ調節し、産後のお仕事の受注についてクラアントと相談を重ねました。
そして、それがひと段落つくのを臍の穴から見ていたかのようなタイミングで四男は元気に産声をあげてくれました。


2年ぶり、4度目の出産。上の子たちと同じ男の子。慣れた2歳差育児。なんら変わったことはない。私はやれると思っていました。育児と仕事を両立させて、産後すぐからバリバリお仕事するぞー!と息巻いていました。

↑息巻いている出産前の私


新生児への経験値と備えを持った私が、思わぬ壁にぶち当たりました。なんだと思いますか?



新生児かわいくて、仕事が手につかん!!!!!

です。

(しょーもな!と言わないで……)



1秒たりとも目を離したくない!ずっとずっと抱っこしていたい!PCの画面を見ている場合ではない!4人目だからこんなに可愛く感じるの?えー!こんなに赤ちゃんって可愛かったっけー!?(心の声)



私は各方面にお仕事の受注をしばらくお休みさせてもらうお願いをしました。(もともと、「産後すぐ復帰しますので!」と息巻く私に「しばらくはお休みされては…?」と気遣ってくださるクライアント様ばかりだったので、私の『産休』を快諾してくださいました。ありがたい……)


私に穴が開くほど見つめられた四男。
隙あらば抱っこされ続けたせいで首の後ろに汗疹をこしらえた四男。
先日、彼が3ヶ月を迎え、私は重い腰をあげて仕事復帰しました。育児って「親の思うようにはいかない」を痛感させられ続けた3ヶ月間でした。惨敗。



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