占いのつかい方
こんにちは。イルマーヤです。
皆さんがもし、占いをしてもらうなら。
「当たる占い」がいいですか?
「当てない占い」がいいですか?
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「占い」と聞くと、まず気になるのが「当たるかどうか」ではありませんか?
当たらない占いは、胡散臭い。
でも、当たる占いは怖い。
わたしは、そうでした。
でもね、本当の占いの使い方って、そういうことじゃなかった、というのが占い師になってみての感想です。
ここから先は、「占い」とのお付き合いの仕方のようなものを書いていきます。
読みたいなーと思う方にお届けしたいと思います。
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当たる占い
少し前までは、占いは「ズバリ!当たります!」という看板を出して集客するお仕事でした。「わたしは特別な能力があるので、あなたに見えないものが見える。」
そうして、未来を鑑定してもらって、その未来を見ながら進む。(から、当たる)
人は、「保証がない」ことが怖い。
だから、誰かに背中を押してほしいし、大丈夫って言ってほしい。
それは当たり前のこと。
だって、生きるのって大変だし、怖いもん。
生き延びるために、脳が心臓ドキドキさせたり、布団から出られなくさせたりする働きをするんだもん。落ち着いて穏やかに幸せを感じたい。
だから、「当たる占い師」に「大丈夫」って言ってほしい。
めっちゃわかる!
わたしも誰かに保証してほしい。
何かに困りたくないし、穏やかで平和に暮らしたい。トラブルなんてまっぴらごめん!
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自分で複数の未来から選べる
少しずつ、占いの概念が変わってきています。
それはわたしの肌感覚だけではなく、皆さんもお気づきなのではないでしょうか?
未来の決定権は占い師側ではなく、相談者側にあることが大前提。
だって「自分で選んで、決める」ことが大事だから。
わたしは語れるほど、心理学や哲学、スピリチュアリティに深いわけではありませんが、これはすごく大事だな、と思うこと。
「自分を信じて、自分で決める」
それを重ねていくことによって、自分の望みが叶っていくんだと思います。
当たり前?
自分で決めるって、すごく大変だと思います。
誰かにこう!って決めてもらった方が、多分楽。
でもね。それで進んで行った先に、「あれれ?」があった時。
絶対とは言えないけど。
その時に、自分で決めているか、他人の決めたことか、でさらにその先に行けるかどうかって。あるんじゃないかな?
占星術もタロットも、よみ方にバリエーションがある。
それって、選択肢がたくさんあるんだよって、教えてくれているのだと思います。
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占いの使い方
じゃあ、占い、どう使う?
結局、何事も正解はないんです。
で、色々考えた結果。
目指すのは「心地よく、ご機嫌に、楽しく過ごすこと」にしてみました。
わたしの思うところの占いの心地よい使い方。
未来への希望や可能性を広げ、ワクワクするためのツールとして使う。
自分の心地良いところからずれてしまった時に、速やかに戻るために使う。
言語化や表現が難しいものの変換ツール。
自分を愛し、信じる根拠とするため。
他にも色々あるかも。
もしかしたら、占いを使わなくても、これらができるかもしれないけど。
でも、これは一つの手段としてのご提案。
心地よく、ご機嫌に、楽しく過ごすための。
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占いの注文方法
わたしは、占いって、やってもらうものだと思っていました。
まさか自分が占い師となるとは。
占い師になってみると、占いの注文方法がすごく大事なんだとわかりました。
占ってもらうとき、
「これから、どうなりますか?」
「どんないいことがありますか?」って聞きたくなる。
そう聞かれると、占い師は
「いいことありますよ!」
「金運も恋愛運もいい時期がありますよ!」
と答えます。
間違えじゃない。
どんな人も、運気は流れているから。
じゃあ、どんな質問の仕方がいいのかな。
例えば。
恋人と、これからどうなるんだろう…という漠然とした不安があったとします。
そんな時、占い師に
「恋人とこれからどうなるのか知りたい」と聞いたとします。
占い師は「困難もあるかもしれませんが、うまくいきます」
相談者さんは、うまくいくなら安心。よかった!
なんとなく、それでもいいような気もしますが。
相談者さんにとって、もっと幸せになれる占いの注文方法は。
「わたしは恋人ともっと一緒にいる時間がほしい。いずれは結婚したい。そのためにどんなことをすればいいのかアドバイスがほしい」
こんな感じで、具体的な質問の方が、具体的なアドバイスが出てくるかもしれません。
しかも、相談者さんが「こうしたい」がちゃんと見えている。
上の方でも書いたのですが、もう一度書きますね。
「自分に自信を持って、自分で決める」が大事です。
占い師に決定権はありません。
その選択肢や可能性を、星の動きやタロットで膨らませていくことができます。
占いは視点を上げて、物事を見ることができるので、
「当事者」の視点では見えない部分からのアプローチができます。
それを言語化したり、視覚化して見せてもらうことで今まで自分では思いつかなかった選択肢を自分のものにするのです。
その選択肢は、まず自分が「こうしたい」がないと、モヤっとしたものになってしまう気がします。
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あれ。
インテリアコーディネーターの時に感じたものと一緒な気がする…
やっぱり、インテリアにしても、自分の生き方にしても、
「自分はどうしたいのか」を引き出すのが大事なのかもしれない。
長くなってしまいました。
じゃあ、自分はどうしたいのか、をどう探っていくのかを次回の記事にしようかな。
わたしも知りたい。
書きながら、わたしも知っていける。
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
書きながら、読みながら、考えていくことができます。
このような記事を読んでくださる賢明なみなさまは、これはあくまでイルマーヤの考えだ、ということも理解していただけると思います。
人によって「わたしは、こう思うよ」があって当然なことです。
たった一つの正解などないのですから。
それでは、またお会いしましょう!
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