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持て余す身体

気持ちも身体も持て余す。
子供に向ける愛と、性愛は当然別のものなので、
母1人子1人の暮らしでは自分自身で抱え込むしかない。

健全な(?)夫婦はそれを互いに向けて昇華できるのであろうか……。
世間様は一体どうしているのでしょうね。
まあ世間が何のアテにもならないのはいい加減よくわかっている歳です。

私は恐らく、凡そ性欲というものが薄いので、
たまに何か思っても
それは非常にプラトニックな気持ちで満たされたり
多少は物足りなく感じたりしながらも
ふわふわと蒸発していくので
強く誰かとまぐわいたいとはもはやとんと思わないのだけれども
世の中に溢れるレス系漫画やレス系文学を見ていると恐らく皆が皆そういう訳ではないなと思っておりマス。

まあ、とりあえず言葉か気持ちを一時交わせれば比較的満足できるというか。

で、ここからが本題。

それにしても誰にも触れられず誰を誘うこともないのにせっせと運動に励む動機の不明なことよ。

ただでさえ足りない時間を調整してほんの数十分を捻出して、大した効果があるとも思えない運動に割く時間のなんともいえない不毛な感覚ときたら。
自己満足、承認欲求、見栄、健康志向、えとせとら。
誰がために鐘は鳴る。
誰がために身体はある。

ここ数年で一番私の身体に触れているであろう整体師に言わせれば、男の身体か、と言われる凝り固まった身体であるけれど
加齢に伴い弛みゆく二の腕や腰を少しでも堰き止めんと足掻くのは一体何のためなのか。

答えが全く出ないまま、とりあえず習慣として来週もガンバリマス。


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