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所有欲

漫画も本も好きだ。

縦型の活字は紙で読みたいが、夫がミニマリスト気取ってものを減らせ減らせと言い

結婚して最初に一緒に暮らし始めるときにそれが最初の大喧嘩の原因となったのこともり

書籍も買うのを控えるようになった。


Kindleを導入してみて、夫や妹にも読んでもらって構わないような漫画はKindleでの購入とした。

共有のタブレットからも読めるからだ。

活字の電子書籍もいくつか買ってみたがあまり合わず、活字を読まなくなった。

それまでずっと好きで、どうしても最後まで揃えたい漫画は少しだけ継続購入しているが、大抵は実家に預けてしまっている。

そして読んでることを知られたくない、共有したくないものはコミック専門サイトで電子化されたものをKindleとはわざわざ別購入している。


私は元々所有欲の強い人間だと思う。

偏執的で、一度揃えはじめたら最後まで揃えて並べたいと感じてしまう。

何かに対して、誰かに対して、誰かを、誰かから

所有したい欲もされたい欲もあり、

だからこそ所有しているものを、或いは執着を

手放すときの懊悩と苦痛と快感を知っている。

自由になりたい感覚を持つことができる。

最初から持たないことを選択するなんて感覚の損失だ。


私は沢山の本やCDや、趣味のものに溢れて人間性がだだ漏れだ部屋を好むのだろう。

ものが何も出ていない、片付いていてスッキリとお洒落な部屋などに恐らく憧れていないのだ。


住宅どうしよう問題はこの後も相当に付き纏うことだろう。


久しぶりにコミックサイトを見たら、お気に入りの漫画の新刊が2つ明日発売となっていた。

「エロスの種子」と「金魚妻」

どちらもお勧めなので機会があれば是非。




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