いろり

誰かの妻、誰かの母、誰かの愛人、どこぞの社会人。 フィクションとノンフィクションの狭間…

いろり

誰かの妻、誰かの母、誰かの愛人、どこぞの社会人。 フィクションとノンフィクションの狭間。 日々の雑感。妄想。自分語り。備忘録。 心に移りゆくよしなしごと。

最近の記事

持て余す身体

気持ちも身体も持て余す。 子供に向ける愛と、性愛は当然別のものなので、 母1人子1人の暮らしでは自分自身で抱え込むしかない。 健全な(?)夫婦はそれを互いに向けて昇華できるのであろうか……。 世間様は一体どうしているのでしょうね。 まあ世間が何のアテにもならないのはいい加減よくわかっている歳です。 私は恐らく、凡そ性欲というものが薄いので、 たまに何か思っても それは非常にプラトニックな気持ちで満たされたり 多少は物足りなく感じたりしながらも ふわふわと蒸発していくので

    • 久しく

      人に触れられない身体は些細なことで波が立つ。 背中に、腰に、肩甲骨に。 衣服に包まれた何気ない場所であっても、寧ろ何気ない場所であるからこそ、そこが痺れたように際立って感じることがある。 何とも思わぬ見ず知らずの人が触れたならば、それはアクシデントとして吸収され、万が一にもそこに意図のようなものが感じられたとしたら、あるいは嫌悪感が先に来る。 快く思わない相手も同様。 知人、それも憎からず思う人が意図せず触れたのであれば、それはそれでやむを得ぬこととして、また違う意味で

      • 下着の色

        下着を選ぶ時、皆どうやって選んでいるのだろう。 男性であれば、配偶者なら親なりが勝手に買ってくる人もいれば、自分で買う人もいるだろう。 でもある程度の年齢以上の女性は、自分で買うか、誰かに贈られるかな2択のような気がする。 私は下着を贈られた経験はない。 ただ自分の好きな下着への口コミに、プレゼントに良いと書かれていて、雷を受けたような衝撃を受けたのである。 個人的には好きでもない人や下着を贈られるのは相当に抵抗があるが、世の中にはそういう市場もあるのだな、と。 そしてこ

        • 劣情

          小さく赤く消えそうになる時もあればばちばち音を立てる時もあり、とにかく絶えず燻っている。 努めて平静でいよう、波風を立てないようにしよう、と思えば思うほど頭も感情も支配されるような気がする。 忘れるくらいに没頭する何かが欲しい。

          寒いから

          寒いから温もりがほしい 簡単でわかりやすい話 寂しいから誰かに求められたい 自ら求めても手に入らないから せめて求めてくれる人が欲しいのだ 我儘で傲慢だ ただ真っ直ぐに求められたい 自分で求めることにはもう疲れてしまった

          寒いから

          世界一

          大事で愛しいものを抱いて寝ている幸福なクリスマスの終わりに何やら不埒な夢を見てしまった。 えろいでも、酷いでもなく、最初に浮かんだのが「不埒」という言葉だったのでなんか多分そんな感じなのだろう。 詳細はすっかり忘れたけれど、罪悪感が残る程度には気分のよい夢であったのだろうと思う。 続きを見られる日が来たら良いのだけど。

          一言日記

          逢いたい。

          一言日記

          恋文を

          書こうと思っていました。 この一年くらいの間に、膨らんだり萎んだりを繰り返しながら、沸々と沸き続けて、煮詰まって、どろどろに重くて濃くて爛れた想いの澱をありったけ言葉に込めて祝いどころか呪いのようなものを浴びせるつもりでした。 手加減をと言われて、0か100かのような性格の私は手加減の仕方が分からず、言葉という器を失って、亡霊のようになった想いだけをどうにかこうにか昇華させることにしたのでした。 やってみたらできるものですね。 また溜まる日まで、ごきげんよう。

          とりあえず

          二つ前の記事がシステムで18禁になったので面白かったです。 非公開のやり方が分からず有料化してみたけどなるほど下書きに戻せばよかったのか…ということで直近二つほど下書きに戻しました。 誕生日には思いの丈を高額に指定して公開してみようかとさえ思います。 まあやりませんけど。

          とりあえず

          トランス

          ねえ、と声を掛けられる。 夫婦生活は破綻して長いが、ここ数ヶ月、 幾度かそのようなお誘いがあり、 仕方なく、仕方なくという感じを見せないように気を配りながら、やれやれとベッドに入り身を寄せた。 腕の中にいる者は、犬か猫かではないか、と考えてみる。 撫でてあげるとゴロゴロと鳴く猫。 うーん、そう思うにはちょっと重いし可愛くないな…。 好いた相手だからこそ、嫌悪感は持たずに済む。 でも煩わしい。 ただ一方的に快感を与える作業なのだ。 私には何もしてこない。

          トランス

          夫の妻評価

          ◯◯はさげまんだ。 結婚してから僕はどんどん自信をなくし、やる気を失い、何もできなくなっている 君は一緒にいる男の運気を下げるのだ もう何かを為せる気がしない 僕は昔ほどカッコよくなくなったしモテなくなった というようなことを、ある日言われた ということを最近になって思い出した。 最近も何かにつけてそのようなことを言っているから、まあいつものことといえばいつものことなのだけども ところで、ねえ 「さげまん」って 人に向かって言っていい言葉なのですか? 下

          夫の妻評価

          女としての魅力

          書きかけの長文記事がなかなか書き終わらない中ですけど一言言いたい 夫は、私のこと女をらしくない、可愛くないと批評…というかよく詰ってくる訳なのですけども どう見ても外見的には真面目堅物エリートインテリの女を組み敷く快感というのが世の中にはあってですね 特別に美人でもなけれぱいい身体という訳でもない私が、男受けするとしたらそこしかないと思うのですね 私が20代から後にあまり男日照りにならなかった最大の要員はそのポジショニングだと自認している訳ですけども 寧ろ私と結婚し

          女としての魅力

          夢日記

          書きかけの長文があるけど今日の夢が面白かったので残しておこうと。 夢の中の私はあなたと交換日記をしている。 日記は何故か備え付けのノート(誰にでも閲覧、書き込みができる)で、 都内だかなんだかわからない謎の雑居ビルの図書館のようなところに設置されている。 ということは私はそれを書くために上京しているのだが、何故か本人には会わずに日記だけ書いて、また次の時に返事を読んでまた書いて去るようなことをしているということがわかっていた。 ちょうど私がそれを書いた後、あなたが現

          一行note

          夫に誘われてもやる気にらないんだから誰に誘われてもやる気になんてなるわけないよなぁ。

          一行note

          所有欲

          漫画も本も好きだ。 縦型の活字は紙で読みたいが、夫がミニマリスト気取ってものを減らせ減らせと言い 結婚して最初に一緒に暮らし始めるときにそれが最初の大喧嘩の原因となったのこともり 書籍も買うのを控えるようになった。 Kindleを導入してみて、夫や妹にも読んでもらって構わないような漫画はKindleでの購入とした。 共有のタブレットからも読めるからだ。 活字の電子書籍もいくつか買ってみたがあまり合わず、活字を読まなくなった。 それまでずっと好きで、どうしても最後

          今朝の現実逃避

          やることがたくさんあるけどやる気が起きずぼうとしている中で あり得なかった未来を妄想する あの人と生きていたら今頃どうしていただろうとか 今からあの人とどうにかなるためにはどうしたら良いか、とか あの人、に入る人が何人かいて、誰を当て嵌めても考えていることは支離滅裂でめちゃくちゃで 先方の意思や環境とは関係なく、ゲームのルートのように自分の意思で選べたとしても そのルート毎の幸福も不幸も比べようがなく 逆に今からどうにかなるためには確実に誰かが不幸な目に遭うので

          今朝の現実逃避