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色野おと|いろノート
2024年2月2日 21:59
おやあ?っと気づいてみれば、私って50代後半なんだなあって、自分の歳に対する感覚に虫食いの穴でもあるのかしら。〝感覚年齢〟って言葉があるけど、私としては左胸にICD(植込み型除細動器)を植え込んだ46歳(2013年2月14日)のときから時計の歯車の回転速度が10分の1くらいにゆっくりと回っているような感覚。実年齢ではもう10年(3652日)と2日を過ぎようとしているのに、感覚ではまだ切り上げ
2024年1月27日 08:47
ミッドナイト。真夜中……その言葉を聞くと私は思い出すことがある。そしてそれと同時に、Carpentersの『Slow Dance』を聴きたくなる。私が社会人になった年、1990年の夏のこと。東京で就職はしたけれど、お盆休みは東京で過ごすことなく、6歳年下の美樹と新潟へ帰ってきた。彼女は玉女短大1年生だけれど、私と同じ新潟っ子。彼女が短大を卒業したら一緒に新潟へ戻って結婚しようと約束
2024年1月10日 15:17
〝三日月に手をのばした 君に届けこの想い〟ふとそんなフレーズがよみがえった。泣き出しそうになる絢香の三日月という曲……もう18年も前になるんだなあ、と思う。2006年の秋に見た三日月がすごく印象に残っている。その曲を聴きながら見上げたせいだろうか。さらに遠い昔の……1992年。結婚を約束していた6歳年下の彼女が、私の母校・玉川学園大学にある女子短期大学を卒業すると同時に、まるで神