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元理学療法士だった私がケアマネジャーになって感じた事

こんにちは!

テツトです!プロフィールはこちら!

 理学療法士で働いている時は、自分がケアマネージャーになるなんて思いもしませんでした。

 当時、ケアマネは、仲介の仕事ばかりで、なんでも屋で、めんどくさい大変な仕事という印象でした…。

 きっかけがあり、実際なってみると、案外、悪くない仕事なのかなと思っています。業務内容は断然、理学療法のほうが好きですが… 笑

 そんなこんなでケアマネになり、一年が過ぎたので、素直に感じた事をつらつらとご紹介したいと思います。

・ケアマネになったきっかけ



 訪問看護で勤めていた上司からの提案でした。ケアマネになって、訪問看護に繋げてほしいとの依頼。試験も合格し、せっかくなので、やってみないと何もわからないと思い、とりあえず一年と決めて、ケアマネになりました。

・ケアマネージャー×理学療法士は希少性が高い



 理学療法士からケアマネジャーになり、働いている方って本当に少ない。ケアマネ資格は持っていても、ケアマネとして現場にいる人はほとんどいない。
だからか、ありがたいことに、地域包括支援センターからは医療関連の依頼をたくさんいただきます。高齢者はほとんど整形疾患をもっているので、元リハ職なこともあり、現場のニーズはとても高い!

・けっこう喜ばれる


 理学療法士時代、在宅分野だった事もあり、状況の変化があまりないためか、利用者様に喜んでもらうということは、あまりなかったんですよね…(スキル不足もあって…) 

 ケアマネになり、身体機能面の相談にのり、予後など、適格に説明を行い、かつ生活のマネジメントまでできるようになりました。ダイナミックに生活を良い方向に変える事ができる立場になったので、結構、喜んでくれる方が多い。

・やっぱり事務業務はつまらない


 ケアマネの仕事は、ほとんど事務仕事です。特にケアプラン作成には、時間もかかるし、やはりめんどくさい…。そして悲しいかな、この作ったケアプランが、あまり現場で読まれている感じがしない。
 このような形で、ケアマネ業務の中には、ほんっっとに身をなさない形だけの業務がたくさんあります。
 この無駄作業をどのように効率的にさばくか、日々試行錯誤中。

・10人に1人は、どうしようもない人もいる

 やはりいました。手の施しようもないどうしようもない人。
 話が通じない精神系の人、アルコール依存症で電話ばかりかける人、収入がないのに、海外旅行に行く人など。まぁ色んな困った人がいる。
 関われば、関わるほど虚しくなるので、責任がこちらに降りかからない程度に、最小労力で対応しています。

・幅広く物事を知るようになる


 私がケアマネに価値を見出している一つの大きな要因です。多角的なアプローチを必要とするケアマネは、必然的に幅広く物事を知ることができます。特に介護保険制度のみならず、後見人制度など様々な制度を学べます。こういった活きた知識を幅広く学べるのは、ケアマネの醍醐味かなと思ってます。

・プライベートのコントロールがしやすい

 ケアマネを続けるもう一つの大きな理由です。
 丁度、ケアマネに転職する際、プライベートでも大きな変化があり、休みを取りやすいことが重要になっていました。
 以前は訪問リハビリ業務に携わっていたので、振替や代行などしないといけなかったので、なかなかプライベートを確保するためのスケジューリングがとてもストレスでした。
 ケアマネになり、自分の好きなようにスケジュールをコントロールできるようになりました。ここが、ケアマネージャーになって本当によかったと感じるもう一つの大きな理由です。

・まとめ


 仕事の内容は好きだけど、供給過多の理学療法士でいることに不安があり、コモディティ化している自分がずっと嫌でした。
 今回、理学療法士としての経験を活かしながら、新しい挑戦としてケアマネジャーに転職しました。
 理学療法士×ケアマネなんて、ありきたりのダブルライセンス。しかし実際にケアマネジャーの現場に移ってみると、希少価値がとても高く、需要もあり、自信につながりました。肌感で理学療法士時代以上に、地域で必要としてもらえ、とてもありがたいなと思います。
 もちろん大変なこともたくさんあり、良いことばかりではありません。それでも、プライベートとの両立が可能で、幅広く学べる環境があるため、ケアマネという職業に魅力を感じています。

 簡単につらつらと感じた事を書きました。何か気になった点や共感できる点などあれば、気軽にコメント残してもらえたらと思います(^^♪


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