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AIに手伝わせて映像絵本作ってみました

もうずいぶん前ですが、オリジナルの絵本を描いている時期がありました。

2000年ごろからボチボチと描き始め、具体的な形になったのは2001年。当時描いていたのは「JO JO MARJO」という魔女が主人公のお話し。グリム童話のような、ちょっとダークな物語でした。手法としては、キャンバスではなく、焼き杉の板を買ってきて、指に絵具を付けて描いてゆくというもの。焼き杉と指で描くいびつさがとても良い雰囲気を醸し出してくれていました。いまではそのキャラクターとなった魔女が、私の映像作家としての屋号「The Shadow」のロゴとなっています。

絵本作家としての活動としては、グループ展に出品したり、映像化してナレーションも日本語と英語の二か国語で作りました。YouTubeがまだ世の中に知れ渡る前だったので、知り合いのインターネットテレビ局で放送していただいたりとかしていましたね。

その後は他の活動が忙しくなってしまい、物語りの脚本だけを書いたり、焼き杉ではなく、通常の画用紙に描いたりと、少し活動がおとなしくなってしまいました。

そして20数年がたった現在、たまたまネットで見かけた「Vrew」というAI動画編集アプリに興味を惹かれ、触ってみる事に。この「Vrew」というアプリは基本無料で、高度な事をやりたくなったら課金してねっというものだったので、まずは無料の範囲で何か作ってみようと。

何を作ろうか考えたあげく、ひさしぶりに昔やっていたような映像絵本にしてみようと思い立ちました。

「Vrew」本来の使い方としては、タイトルさえ打ち込めば、脚本も動画編集もAIが全部作ってくれるという画期的なソフトなんですが、私は本職なので、丸投げはさすがに嫌だし、オリジナリティが無くなってしまうと思い、でもAIという新しい技術は充分活用したいという事から、原稿の大まかなあらすじを自分で考え、それをChat GPTで物語の脚本を膨らまし、その膨らませた脚本をさらに自分で修正を加えるといった、AIを活用しながらもまあまあ面倒臭いことをしています。

ナレーターは「Vrew」内でたくさんの選択肢の中から選ぶことができますし、動画も写真もロイヤリティフリーのもので「Vrew」が作ってくれます(細かな調整はもちろん可能)。そして出来上がったのがコチラ「カプシコメイレスがやって来る」

村に住みついている悪魔が、嘘をつく子供の口を縫いに来る…というちょっと怖いお話し。「嘘をついたらダメだよ」という意味を込めた作品です。私としては情操教育の一環だと思っているのですが、いかがでしょう?

そしてコチラは、上記の「カプシコメイレスがやって来る」の英語ヴァージョン!いろいろと実験してみたくなりまして、Chat GPTで膨らませた脚本を、今度はGoogle翻訳を使用して英訳しました。それを「Vrew」に読み込ませてAIに作らせています。そして出来上がったのがコチラ「Capsico Meires is Coming」

いかがでしたでしょうか?正直なところ、「Vrew」を触り始めてまだ間もないので、技術的にはかなりまだ拙いのですが、それぞれそれなりにおもしろくなっていると思います。あとは視聴数をどうやって増やしてゆくか…なので、皆さま、どうかご視聴いただいて、チャンネル登録やいいねお願い致します。SNSでの拡散も大歓迎です。

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