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小学校受験で苦労したこと


昨年は長女の小学校受験だった。

テレビではよく中学受験が取り上げられるが、小学校受験もなかなか過酷だ。
小学校受験は中学受験とは違い、子どもだけでなく親に対する評価のウェイトもかなり大きい。
つまり、子どもがどんなに勉強を頑張ったとしても、親の面接が失敗すれば即アウトである。

以前、幼稚園受験の面接練習で僕がフルボッコにされた話を書いた。

今年ボコボコだったので、昨年は推して知るべし。
本田圭佑もひくほどの伸びしろを残して、本番を終えた。

例外なく、僕が面接に失敗した学校は不合格だった。
当時は大いに反省した。

今回は、小学校受験で苦労したポイントをいくつかピックアップしてみようと思う。
もしかしたら苦労したのは我が家だけかもしれないし、今思えば必要な苦労だったのか分からないものもあるが、少しでも参考になればと思う。

願書書き損じ地獄


出願には願書が必要だ。

我が家の志望校の大半が、ネットから願書のフォーマットをダウンロードできる学校だったので、いくらでも修正可能だった。これはかなり助かった。

が、

修正可能であるがゆえに油断して、大量に書き損じた。

志望動機や子の健康状態などについてはミスなく書けるのだが、問題は押印だ。

僕は押印がとても苦手だ。手が震えてちょっと傾いてしまう。
激しい押印の特訓も、願書のプレッシャーの前には無力だった。

妻には気合が足りないと言われ、
気合が無いのは、これまでの生き方が悪かったのでは?
と、自分の生き方を嘆いたほどだった。
押印の乱である。

なので、小学校受験を考えている読者には、
願書を書く前に、まず押印することを強く推奨したい。
ちなみに僕は、押印だけで15枚ほど失敗した。

受験直前期の多忙なスケジュール


どんなに準備をしてきても、直前期はどうしても忙しくなる。

我が家は都内の小規模な幼児教室に通っていたのだが、受験直前の8~9月頃からは朝練(直前対策講座)もやっていた。

朝5時台に家を出発し、6時すぎに幼児教室で朝練スタート。
ってか、先生が普通にいるのが驚き。一体何時に来てるんだ…。

娘は元気そうだが、僕は眠い。
頑張っている娘の後ろの席で、僕は眠気と闘いながら必死にメモを取る。

朝練の最初は、お話の記憶という単元の問題から始まる。
5分くらいの話を聞き、後で問題に答えるというものだった。



朝から過酷すぎんか…?



5分の話を記憶するのはかなりハードである。

僕が真剣に聞いてても、話の前半部分は忘れていることが多かった。
娘はこの単元は割と得意にしているようだったが、僕みたいに不得意な子は苦労するだろうなと思った。

朝練を2時間ほどやり、帰宅はせず、そのまま幼稚園に直行。
今思い返しても、かなりハードワークだったと思う。

模試の結果に一喜一憂


幼児教室の先生からは、
模試なんて受けなくても、合格する子は合格します!
と言われていた。
とはいえ、やっぱり志望校の志望者内の順位は気になるもの。

模試の出来は、当日の娘のコンディションに大きく左右される。
体調も関係するが、幼児教室や家で勉強したことでちょっと心残りがあったり、自信が無くなってたりすると、それも結果にダイレクトに影響していた。

3回目くらいの模試までは、順位の上下を気にしていたが、
それ以降はもう仕方ないと思って、割り切っていた。

特に見ていたのは、苦手な単元がないか、間違えた問題はどうして間違えたのかはしっかりチェック。あと、できた問題は褒めた。

どうしても間違えた箇所に目がいきがちだが、できた問題にも注目し、子どものモチベーションを維持するのも大切だと思う。

余談だが、どんな模試でも100点近く正解してしまう子がいるのは驚いた。
一体どんな勉強をしているのか。。。

志望動機が混同


複数校受験する場合、それぞれ面接対策が必要だ。

だいたい質問のパターンは決まっているので、あらかじめ共通で使える引き出しを用意しておけば良い。
ただ、志望動機はそれぞれの志望校ごとにしっかり覚えておく必要がある。

例年、本番の面接で、別の志望校の志望動機を言ってしまい不合格となってしまう家庭が多いようだ。

志望動機は父親に聞かれることが多く、しかも最初に質問されることが多いので、緊張のあまり間違えてしまうのだろう。
僕もかなり危うかった。

面接前に念仏のように志望動機を唱えていても、本番でなぜか頭が真っ白になるのである。
覚えていたとしても、練習の時の2倍くらい早口で話してしまう。

緊張しないことはたぶん無理なので、自宅でのイメトレをしっかりやるしかない。

まとめ


小学校受験における親の負荷としては、
願書準備、面接対策、幼児教室の付き添い、子どもの自宅学習のサポートに集約される。

これらを、仕事や家事の合間にできるかどうか。

我が家はギリギリだったと思う。
下2人の娘の育児もあったので、てんやわんやしてるうちに受験が終わった感じだ。
僕が在宅で仕事をしていなかったら、生活が成り立っていなかったかもしれない。小学校受験は辛いよ。

そして次女、三女の受験が始まる。。。
To Be Continued





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