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【女ひとりでエベレスト街道】世界一危険な空港へ

トレッキング1日目。
まずはカトマンドゥから国内線でエベレスト街道の玄関口であるルクラへ向かい、そこからトレッキングが始まります。

1.一体何時出発?

前日の事前打ち合わせで朝6時にホテル出発と言われていたので、5時45分頃にロビーに降りました。
朝ご飯は時間がないのでルクラで食べるよう言われていたけど、6時近くなってもガイドさんは現れないし、ホテルの人は朝食を勧めてくる。
「6時に出発しないと行けないから」と言うと「ボスに確認するよ〜」となり、しばらく後に昨日お会いした社長さんから電話が。
「アサゴハンタベテ、6ジ20プンシュッパツネ!ヒコウキ、イツモオクレルカラダイジョウブ!」とのこと。
内容もさることながら、ボスの日本語の堪能ぶりに驚き。
前日のお迎えの時はほぼ英語で会話していたけど、あれは私の英語力を試すためだったんだろうか。笑
もうよく分からないけど、こうなったら何でも楽しもうの精神。

ホテルの朝食。
卵はゆでたまごにしてもらった

その後朝食を食べていたらボスとガイドさんが登場。
6時半頃ガイドさんとホテルを出発し、トリブバン空港の国内線ターミナルからルクラへ向かいました。
ちなみに10〜11月はヒマラヤトレッキングのベストシーズンで、本当のピーク時はもっと離れた空港から向かわないといけないようです。
ちょうど先週ピークが終わったとのことで、私は無事カトマンドゥから向かうことができました。

2.世界一危険な空港へ

ルクラにあるテンジン・ヒラリー空港は「世界一危険な空港」として世界的に名高いそうです。
山岳地帯なので気候変動の影響を受けやすく、また滑走路が極端に短い。(そしてその先は崖…。)
過去には実際に事故も何度か発生しています。

そんな危険な空港なので、天候の関係でしょちゅう欠便になるらしく、そのための予備日もスケジュールに組み込まれていましたが、この日は天気も良く問題なさそう。

しかしながら前日からの諸々の不安もあり、この時緊張はピークに。
お腹を壊してフライト前に何度もトイレに行くことになってしまいました。
(3回目にトイレに行った時には流石にガイドさんも笑ってた。。)

ちなみに前日頑張って荷物を減らした私のザックの重量は結局12kgでした。
うーん、大丈夫かなー。

ルクラへ向かう飛行機
(羽の上に座っている人が何してるのか気になる)
飛行機からの風景。ヒマラヤとは反対側だった。

天候が良かったためか、フライト中特に危険を感じることもなく、無事ルクラに到着!

テンジン・ヒラリー空港付近

ちなみにテンジン・ヒラリーとは、エベレストに初めて登頂したお二方のお名前。
テンジンはネパール人シェルパで、ヒラリーはニュージーランド人だそう。
空港にまで名前が付くなんてすごいな。

外に出ると既に気温がひんやりしていてカトマンドゥとの高度の違いを感じます。
ロッジでトレッキングの準備をし、いよいよトレッキングスタートです!

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