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転職を「人生の変革」への一歩に!新サービス『irodasキャリアチェンジ』がめざす未来像とは

新卒者向け就活エージェント『irodas新卒エージェント』を展開する株式会社irodasが、2023年7月、新たに20代~30代前半の転職希望者をターゲットとした新サービス『irodasキャリアチェンジ』をスタートさせた。

コロナ禍が収束を迎え、今後、さらなる活発化も予想される転職市場において、『irodasキャリアチェンジ』が果たすべき役割、そしてめざす将来像とはどのようなものなのだろうか。

そこで今回、『irodasキャリアチェンジ』を率いる中途人材紹介事業部の責任者である三宅諒に、新サービスの概要や、これからの展開、めざす未来について、語ってもらった。


【三宅 諒 プロフィール】

関西学院大学経済学部卒業。アパレル商社を経て、営業会社での営業責任者を経験して、「自分の転職経験を活かして人々の人生やキャリアに寄り添いたい」と人材業界へ。大手人材紹介会社にてスペシャリスト領域を担当、さらにIT SaaSスタートアップ企業でセールス・マネジメント業務を経験し、ミドル・ハイクラス向けエージェントの立ち上げを経験した後、irodasへ入社。新卒事業の営業責任者を経て、現在は中途人材紹介事業部の事業責任者として『irodasキャリアチェンジ』の立ち上げから運営に携わっている。

転職を「人生をどう生きていくか」を見直す機会に!

『irodasキャリアチェンジ』とはどのようなサービスですか?

『irodasキャリアチェンジ』は、まずは20~30代前半のビジネス職をターゲットとしたキャリアアップ専門転職エージェントとして事業展開をスタートしており、中長期的にエンジニアなど他の領域の展開も予定しております。

その特徴としては、ただ求職者の希望に沿った企業を紹介するだけでなく、一人ひとりの「人生」にしっかりと寄り添っていく…という点でしょうか。これまで弊社は新卒事業において学生一人ひとりとしっかり向き合い、会話を重ねながら「自分の人生をどう生きるか」という点に強くアプローチ。そのうえで、本当に叶えたい未来像を一緒に見つけ、その思考にマッチする企業との出会いを支援してきました。

基本的に中途事業においても、同じようなアプローチを展開しています。やはり転職を決断した「理由」が、その後の人生の大きな変革ポイントとなることもありますので、その部分は特にしっかりと確認させていただきつつ、求職者さん一人ひとりの考え方、特にどんな点を重視して意思決定をするのかという部分にしっかりと寄り添っています。

社会人になると、人生の大部分が「仕事」の時間になりますので、その選択次第で人生の変革を起こすこともできますし、その後の人生を大きく変えられる可能性もあります。この『irodasキャリアチェンジ』を通じて、こうした人生の「セルフデザイン」を支援していきたいと思っています。

『irodasキャリアチェンジ』のターゲットをまずは20代~30代前半に絞った理由は?

転職を考える際、どうしても一定の年齢を超えると、新しい業界や、新しい職種に進むという選択が難しくなっていくのは隠せない事実。そうした状況を考えると、どの領域でどういった部分を主軸にしてチャレンジしていくのかを自分自身で考え、比較的自由に選択できるのは20代から30代前半くらいの方だと思います。

実際、この期間の意思決定はその後のキャリアにも大きく影響を及ぼすことになりますし、私たちは求職者の人生に変革を起こす、まさに「キャリアチェンジ」を支援したいという想いもあり、まずは20代~30代前半の求職者の方をターゲットと設定させていただきました。

実際に求職者との面談では、どのようなことを確認しているのでしょうか。

面談ではこれまでの職歴やスキルを確認させていただくことはもちろんですが、人生のターニングポイントや、考え方が変わる瞬間、今の自分の性格を形成しているところがどこにあるのかを確認させていただいています。そのため、基本的に幼少期から最近までの出来事、そして、社会人になってからの意思決定の軸となるものは何かという点は、かなり細かくお聞きするようにしています。

幼少期の頃の話まで確認されているのですか⁉

そうですね。実際、同じように驚かれる求職者も少なくありません。でも、そうやって過去から自分の人生を振り返ることで、改めて自分自身の考え方や思考に気づく方も多く、とても大切なプロセスだと考えています。また、自分自身が大切にするべき価値観や、自分自身がこれまで人生で築いてきた「自信を持てること」とは何か、といった部分をしっかりとすり合わせたうえで、未来について語るほうが、3年後、5年後の自分の姿をイメージしやすいと思うのです。

キャリアアップ専門転職エージェント『irodasキャリアチェンジ』

多角化する情報源や採用手段に迷い、悩む企業・転職者が増加中

現在、ターゲットとなる20代~30代前半の方の転職事情はどのような状況なのでしょうか?

転職市場は、ここ数年で一段と多角化が進んでいる印象です。やはりエージェントを利用される方が多いですが、特に20代や30代の求職者は、企業のSNSからDM機能などを使って直接エントリーされる方、スカウティングサービスを利用される方、求人媒体からエントリーされる方など、応募方法もまちまち。その分、企業側にとっては、どうアプローチすれば求める人材が確保できるのかが見えにくく、頭を悩ませる担当者も多いようです。

求人数的にはいかがでしょうか?

長く続いたコロナ禍も収束し、改めて企業成長に取り組んでいかなければならないと考えている企業が多く、若手採用は増加傾向にあります。

一方で、先ほどもお伝えしたとおり、有効な採用手段がわからず、なかなか思うような人材に出会えずにいる企業が多いのも事実。人材紹介を利用すれば、スカウトメールの質を上げれば優秀な人材を確保できた――という時代もありましたが、今は求職者がどういったサービスをメインに活用しているのかわからないという状態になっており、実際、弊社にも「どの媒体、サービスを使えば、自分たちが欲しい求職者と出会えるのか」という質問が寄せられることが多くなっています。

そうした背景もあり、今は、さまざまなサービスを複数利用しながら、若手採用に力を入れている…という企業が増えているように思います。

「どう生きていくか」を考えた意思決定がその後の人生をハッピーに彩る

そのような環境の中で『irodasキャリアチェンジ』が企業にどんなメリットを提供できるとお考えですか?

まず知名度がそれほど高くない、そして求人広告などの広報に力をかけることができないという企業でも、角度の高い求職者とのマッチングができること。そしてもう一つは、条件面だけでなく仕事に対する考え方や、めざす将来像といったソフト面のマッチ度が高い求職者と出会えるといった点が挙げられると思います。しかも求職者にご紹介する際には、その企業が「どういう会社なのか」という点を、かなり丁寧に行っていますので、面接の場で「思っていたのとちょっと違う…」というアンマッチを防ぐこともできます。

実際、優秀なスキルを持った人材を獲得しても、カルチャーマッチせずに辞めてしまう、会社になじめないという理由で退職してしまう、という方も一定数いらっしゃいます。企業サイドからはこうした部分のマッチ度を判別することは難しいと思いますし、スキルだけではなくあらゆる角度から判断し、本当にマッチ度合いの高い方を紹介するという弊社のサービスを活用することは、かなりのメリットになると感じています。

『irodasキャリアチェンジ』と他のサービスとの違いとは?

やはり3年後、5年後にどうなりたいか、一緒に悩み、一緒に答えを探す、そうしたサポートを展開しているところにあると思っています。

正直、「○年後の自分はどうなっていたい?」という問いは、人から投げかけられて初めて考える、もしくは、考える機会があって、初めて向き合うものではないかと思っています。だから私たちはまず求職者の方々にその部分をしっかりと投げかけますし、一緒に考えながら意思決定までしっかりとサポートできるようなサービスを提供していくつもりです。

前職で成果を出して次のステップにチャレンジする、なかなか成果が出ない今の環境を変えたいなど、転職の理由にもいろいろあると思いますが、やはり誰もが転職を機に自分の人生をハッピーにしたいと考えているはず。その点、irodasは「どう生きていくか」というところにかなりこだわったサービスを展開し、転職を機に自分の人生を前向きなものに変えてほしいという想いがあります。そこは他社と差別化できるポイントだと思っていますし、求職者にもその部分のアプローチをやり切っていきたいですね。

『irodasキャリアチェンジ』の3年後、5年後をどうしていきたいとお考えですか?

優秀なスキルを有し、自社の理念も共感してくれる人材を確保したい――そう思っても、企業は基本、面接という短い時間でしか求職者を知ることができません。また、過去の話を細かく質問するのも難しいでしょう。

だからこそ、その点は第三者的にサポートできる私たちがやるべき任務だと思っています。まずは求人者にとっては自分がその企業に「マッチしている」と自信をもって送り出してくれる、そして企業サイドからは、自分たちには出来ない部分をヒアリングする「理解してくれているエージェント」としての絶対的信頼感を獲得していきたいと思います。そしてさらに将来的には、ターゲットとなる年齢層、業種を広げたサービスを展開していきたいですね。

そのために今、まず取り掛かりたいことはありますか?

まずは、私たちが価値を提供したい領域に対して、しっかりと求職者、企業の双方から賛同を得られるような状況を作らないといけない。そのためにはサービスの利用人数も、利用企業数もしっかりと増やしていかなければならないと思っています。

そして、よりサービスを充実させるためにもキャリアアドバイザーをはじめ、スタッフの拡充も急務だと思っています。今はまさに事業立ち上げのフェーズにあり、たまたま私が事業責任者として活動していますが、弊社は「1億色を創る」というコンセプト・価値観のもとに組織が成り立っています。そのため、私だけの意見ではなく、マーケティングや企画、キャリアアドバイザーなど、いろんな立場からの意見を吸い上げ、市場や現場感に近い形でサービスを作り上げようとしています。まさにこれから「創り上げていく」過程にある、非常に将来性とやりがいの大きい事業だと思っていますので、弊社の想いに共感してくれる仲間と共に、さらなるサービスの成長・発展をめざしていきたいですね。