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『前を向く』ことで、広がっていく、流れができてくる

昨日の日曜日も、早朝からバスケ。
海を渡った向こう側の下関まで遠征です。
「海峡カップ」という大会に呼んでいただき、参加です。

全部で8試合あるうちの、ウチは1試合目と3試合目。
2つ勝てば、決勝となる8試合目に進出となります。

組合せや日程の運・不運っていうのもあって、朝イチの組合せにハマってしまい、勝ったら最後の試合まで残るという、引率の保護者としては、しんどい日程です(笑)

とは言え、「2つ勝って、決勝まで残るぞー!!オー!」子ども達を鼓舞します。


1試合目が始まり、まだ頭も身体も起きていないのか、何だかズルズルとやられていきます。
乗り切れないまま後半戦へ、大差で負けています・・・。

あーぁ、、今日は負けか~、、、
そんな気持ちが保護者にもよぎります。


でも、何かの拍子に、スイッチが入りました。

これまでは、逃げて逃げて、よけてよけてのプレーばかりで、遠くからポーンと放ったシュートが入ったり入らなかったり。ロングショットですから、当然確率は低いです。
一方で相手の攻撃は確実性が高く、その差がついていっているような感じです。
全体的な実力では負けていないようにも感じました。

そんな展開のなか、
ガード陣が奮闘を始めました。

逃げるようなドリブルではなく、
どんどん前を向きました。

ガンガン攻めていく。
相手に当たりながらでも、前へ前へ。

ディフェンスが崩れていってのシュートや、
相手のファールも誘い、徐々にウチのペース。

相手のチームファールや個人ファールも増していき、どんどんと点差が詰まっていきます。


攻め方の要領を得たのか、ついには逆転!!
最大16点差をひっくりかえしました。

でも、向こうも意地があります。
同点でブザーが鳴りました。

ミニバスではめったに見られない「延長戦」です。


延長に入ってしまえば、ウチのペース。
相手のチームは、主要な選手が5ファールで退場しています。

追加3分間の延長戦の末、6点差で勝ちました。


2回戦の相手は、もっと強かったです。
でも、何とか戦えました。
最後まで、勝敗がどちらになるか分からない展開でした。

でも、惜しくも、あと僅か、というところで負けました・・・。

3チームの三つ巴の戦いは、全チームが1勝1敗の可能性もあります。
ウチが勝った方のチームが、負けた方のチームに勝てば、大差でない限り、得失点差でウチが決勝進出になります。

5試合目となるその様子を見ていましたが、2試合目にウチの勝った方のチームが圧勝しました。
これにて、ウチの決勝進出は無くなりました。
(予定よりも、随分と早く帰れたので、保護者としては、それはそれで良かったですが!(笑))


この大会で学び得た大きなこと。

『前へ、前へ』

前に向かっていくことで、展開が広がっていきます。可能性が出てきます。
相手も崩れてきたりして、流れがこちらに向かっていきます。

びくびくしたり、逃げていたら、それは生まれてきません。

勇気をもって、前へ、前へ。


子ども達の姿を見ながら、
これは、バスケだけの話ではないと思いました。

これをご覧の皆さんにも当てはまることはあると思います。

仕事のこと、勉強のこと、活動のこと、人間関係のこと、社会の動きのこと。

どんな場面にも通じると思います。


立ち止まっていたり、
よけたり逃げたりしていては、
何も変わりません。
打開できません。


勇気をふりしぼって、まず前を向こう。
ちょっとでも良いから、その一歩を前に踏み出してみよう。

多少、接触しても構わないから、前傾姿勢で、前へ重心を傾けてみよう。

必ず、まわりが動き出します。
仲間が動き始めます。
敵が動き始めます。

風が吹き始め、流れが生じてきます。

そのきっかけは、些細な、前を向いた一歩目かもしれません。


チャレンジすることを、「トライしよう」という言葉で言ったりします。
ラグビーのトライ!のように、ゴールを決めることだけでは無いと思います。

結果がすぐに出なくたって、
何も変わっていないように感じたって、
大丈夫。徐々に変わっていくから。
誰かが見てくれているかもしれません。
風が吹き始めたりするかもしれません。



子ども達はバスケの戦術的なことを学び得ました。
その姿を見て、ぼくも、子ども達から大切なことを学びました。

『前を向いて』


今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。


冒頭のイラストは、みき☆たにしillustration|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。



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