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3分で語る!北九州での持続可能なまちづくり

近く、某テレビ局さんから、『SDGs特集』が連載として行われるそうで、その初陣に出演させていただくことになりました。

どうやら、コマーシャル的に隙間時間で何度も放送されるコンテンツのようです。
『3分で』語ってほしいとのことでした。

と〜っても短い時間なので、理路整然とお話する必要がありますので、ここにアウトプットする練習をさせてください。


北九州ESD協議会の未来創造委員会の入門です。

北九州は戦前戦後の経済成長を牽引した産業の街です。
その代償に公害の問題が起き、『青い海がほしい』『青い空がほしい』と、市民によるチカラで、その克服へと進んでいった素晴らしい歴史があります。

それらのこともあり、北九州市は2018年に『SDGs未来都市』に選ばれましたが、それよりもっと前の、2006年に『北九州ESD協議会』が発足しており、選定の大きな要因になりました。
国連から、ESD普及に関する『地域拠点』にも選ばれており、日本国内にはたった8箇所しかありません。

SDGsとESDの違いは、SDは同じ、Sustainable Developmentで、「持続可能な発展」のことです。
SDGsは、Goals:ゴール(目標)であることに対し、
ESDは、Education:学び(教育)です。

つまり、目標と学びという、出発点や基盤と、到達目標の相対する違いがあります。

『これから、もっともっと良い未来を描いていくための学び』がESDです。

18年前に発足した北九州ESD協議会は、プラットフォーム型の組織として、様々なESDに関する分野の活動者たちが集い、それぞれの特徴を活かしながら活動しています。現在、会員数は個人・団体合わせて約140います。

エコや環境保全に関する取組みはもちろんのこと、
人権や福祉のまちづくり。
平和への願いや、防災など命を守る取組み。
子どもを真ん中にした体験活動なども行っています。

地域や団体のニーズに応じて、ESD協議会から活動者を派遣する「出前講座」は、年間約100件の実績があります。


2022年度から協議会全体で検討を進め、
『もっと多くの若者世代へのESDの普及拡大』をテーマに、より一層取組みを進めていこうと、『未来創造委員会』を立ち上げました。

未来創造委員会では、子ども達や若い世代の方々へESDに触れていただく機会を増やしていくため、学びを『遊び』にしたコンテンツを開発したり、
若い世代自身が、ESD活動に参加しやすくなるような仕組みづくりの検討を続けています。

2023年度には、未来創造委員会として、多くのイベントに参画し、多くの子ども達に出会い、若者自身がESDの普及者として活動いただきました。

これからは、民間企業の皆さんともっと連携する取組みについて考えていきたいと思っています。
民間企業の特長やノウハウを活かしていただいたり、地域貢献・社会貢献のひとつとして、ともにESDに取り組んでいただける企業・会社を募っています。
ぜひ、ご一緒に活動できると嬉しいです。


ESDは、『未来をつくっていくこと』です。
ともに、この街・北九州の次の未来を描いていくため、多くの皆さんと一緒に想いを揃えて活動していきたいと思います。

そんな想いや人が集う場所が『北九州ESD協議会』です。


【未来創造委員会の様子】


【子ども向けイベント】




【平和への願いの活動】


【ESDのコンテンツ開発と実践】



【協議会の会員による学び合い】




今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。


冒頭のイラストは、writer1623kita|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。


北九州ESD協議会関連の記事を貼っておきますね。





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