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Ai Nikkor 35mm F2Sの優しい写り

最近気になっていたAi Nikkor 35mm F2Sを入手しました。

Nikkor 35mm F2スペックのレンズは1965年から2005年までモデルチェンジを繰り返しながら製造されました。入手したAi Nikkor 35mm F2Sは最終バージョンのレンズですが、残念ながらSIC(スーパー・インテグレイテッド・コーティング)モデルではありません。既に所有していたNikkor-O Auto 35mm F2(Ai改)については次の記事で紹介しています。

Ai Nikkor 35mm F2Sの良いところは、写りが中庸というか安定感のあるところです。具体的には、開放から抜けがよく透明感のある描写を見せてくれます。また、写りの質感がシャープ過ぎないところがあり、優しい印象を与えてくれるところです。おそらくF4〜F5.6あたりが一番いいのではないかと思います。

Dfに装着して夏目漱石旧居を撮ってみました。夏目漱石旧居は地震による災害復旧工事のため休館していましたが、2023年2月から公開されています。7年ぶりの開館で漱石ファンには待ち遠しかったことでしょう。

F4
F5.6
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F2
F2
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