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帰国して3ヶ月、思うこと。

とても久しぶりの投稿になりました。

気づけば留学も終わり、帰国から3ヶ月も経って。

頭の中にあるのは漠然とした就活への意識と、インターンに落ち続けたせいでぽっかり空いてしまった予定を眺めて湧いてくる空虚感。

どこかまたふらっと旅にでも出ようかな。

話が逸れましたが、留学日記として始めたnoteを終えないままにするのは少々収まりが悪いので、帰国投稿をしたいと思います。
時間がかなり経過してしまっているのは愛嬌ということで。

アイルランドでの8ヶ月。

ありがたいことに、現実的な生活の心配を何一つする必要がなく、ただひたすら自分のやるべきこととやりたいことだけに向き合えた時期でした。

人生であれほど自由に行動できる時間を持てる期間は、おそらく最初で最後。
人とどう向き合うかや、自分はどうしていたいのか…などなど、自分のためだけに生きた日々は、これまで現実的な心配事に突き動かされて生きてきた私にとって有意義すぎるものでした。

でも不思議なもので、アイルランドの生活に慣れるのには1ヶ月もかかったのに、
帰国した日の夜には、実家を「家」と認識してソファでくつろいでいる自分に気づいて。

あんなに濃くて、苦しくも幸せでもあった日々が、

「本当に現実だったのか?もしかすると長い夢でもみていたかのではないか?」

と感じられて、恐ろしく切なくなったあの感覚は忘れられません。

しかしながら、今でも時々、アイルランドでの生活に戻りたいと強く思う。そんな日々を過ごせたことを、私は誇りに思うし、幸せだと感じています。

留学。

途方もない数の人が毎年留学に行って、それぞれが異なる生活を送って帰ってくるわけだけれども、そんな中で私の学びをひとことにするなら、

「私はなんでもできる。けれどひとりじゃ生きていけない。」

自分の人生は自分で切り拓けるし、意外とひとりでどんなこともやれてしまう。
けれど、真の自立は、自分だけでは生きていけないことを自覚して、必要なときに頼れる関係性を築くことだと思いました。

とても概念的なことに帰結してしまったけれど、きっとこの「真の自立」の達成が私の永遠の課題になっていくんだろうなと。

何はともあれ。

私の人生にとって偉大な影響をもたらしてくれた8ヶ月間に最大限の感謝を。💐

いつかまたダブリンの地を踏み締められる日を願って。

〜おわり〜

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