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日本と海外、課題への取り組み方のちがい

ちょっと前の話だけれど、授業後にグループワークのミーティングが立て続けに2つあった日の記録。
日本と海外の違いをつくづく感じたので綴ってみようかなと。(この文、「つ」ばっかりだな、どうでもいいけど)

アイルランドでグループワークをやっていて感じること、それは海外の子たちはあまり手を抜かないということ。

もしくはポテンシャルが高すぎて、手を抜いていても私が気づいていないだけかもしれないけれど、きっとそんなことはない。彼女たちがたくさんの時間をかけて取り組んでくれていることを私は知ってる。

ミーティングをしても必ず誰かが率先して指揮をとってくれるし、それに甘んじて何もしない人がいるわけでもない。
アウトプットとして上がってくるものの完成度が高くて、毎回感動せずにはいられない。


正直、日本の大学の授業でグループワークなんてやろうもんなら、一部のやる気のある人にタスクが偏って、その他大勢のフリーライダーが生まれるだけだろう。

「日本の大学」というのは主語が大きすぎるかもしれない。けれど、私の通う大学は少なくとも大学受験する日本人ならみんな知ってるであろう大学だし、課題への本気度と大学のレベルはある程度比例するものだと思うから、あながち間違いではないんじゃないかなと思ってます。

なんでだろう、って考えたけれど、そもそも海外の子たちとは「大学」という場所への向き合い方から違う気がしていて、それが原因なんじゃないかという結論に至りました。

日本だと大学はもはや名ばかりで、勉強をする気のない人たちで溢れている気がする。もちろんやる気のある人たちもいるけれど、興味のある授業を選び、理解しようと努め、課題に熱心に取り組む、という人はごく少数なんじゃないかな。
課題はできるだけ早く終わらせて、時間を作る。
他の時間はサークル、バイト、インターン。

他の国学生たちの状況をきちんと把握できているわけじゃないけれど、日本の学生ほど働き詰めな大学生ってそんなにいないんじゃないかな?って感じる。
そして学費の高さがその一因なのかなと。

この間ドイツ人とフランス人の友達と話していて、学費の話になった時に衝撃を受けました。1年間で€1000とかって言ってたかな?

暗算暗算…


え?ケタ間違った?

なんと年間15万円くらい😳

日本の1/10くらいなんですね。それならかなり負担も軽減されるし、たしかにバイト詰めになる必要はない。
大学の学費無償化!と謳われているのを見て、そんなことをしたら目的もなく大学に進学する人がさらに増えるだけだと思っていたのですが、留学してみて、日本の大学が海外と比べて思った以上に形骸化していることに気づかされました。

あとはこっちにいると、学部どこ?って聞くテンションで何学んでるの?って聞かれるし、その詳しい内容も聞かれることがある。

これもまた日本では珍しいことだし、大学への意識の違いの表れなのかなと思います。


大学で何を学んだか、ちゃんと説明できる人になりたいな。ひとまずみんなの足を引っ張らないよう、グループワーク精いっぱい頑張ります💪

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