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ベストフレンドとの別れの日

わたしはダブリンに来てから、ほとんどの時間をある友達と過ごしていた。

ダブリンで最初に出会った友達で、かつ一番多くの時間を過ごして、一番仲良くなった友達。

12月にいっしょに遊んでいたグループのメンバーは帰ってしまったけれど、その子だけは2月2週目まで残ることになっていた。

けれどついにその最終日が来てしまった。
今日もいつも通り会いに行ったけれど、帰り道ひとり、またひとりと別のバスに乗るために別れていく時、お別れを噛み締めた。

これまでを振り返ると、彼女がいなければきっと私は友達もできず、英語も上達せず、アイルランドでぼろぼろになっていただろうと怖く思うことがある。大げさに話しているつもりはない。ほんとうに。

彼女は私にとって本当に大きい存在だったし、学ぶことがたくさんあった。

別に神様とか信じてないけれど、彼女に出会えたことに関しては本当に運が良かった。恵まれてた。今までのがんばりが報われたのかな。

私、留学の序盤に、ひとりでもいいから仲のいい子に出会えたら十分だって思っていたけれど、その目標は間違いなく達成できたと思う。

ということでお手紙を書きました。
大した内容は書けないけれど、とにかく今までの感謝の気持ちは伝えられたと思う。

別れ際にお手紙を渡して、別のバスへ乗車。

アイルランドで私たちが会うことはもうないのか、としみじみとしていたら、彼女からメッセージが届きました。
ちょっと読んだだけで泣きそうになっちゃって、家に帰ってきてから読むことにしたけれど、やっぱり泣いちゃった。

無理せずに一緒にいられる友達と出会って、楽しい時間を共有できて、本当に幸せでした。

私の留学生活はまだ終わってないけれど、もう終わった気分になっちゃった笑

これからは彼女がいない分、もっともがいて友達を増やしていかないといけないし、あと2〜3ヶ月がんばらなければですね。これからも連絡を取り続けられるような友達を、もうひとりくらいは見つけて帰りたい!

最近少し自分自身が疲れてしまっていることは感じているけれど、頑張りどきでもあるから、バランスを保ちつつ頑張りたいな。崩れないように、自分のペースで、でもちゃんとがんばる。

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