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チーズ目ウシ科

言うまでもなく育乳太郎だ。

小生は俗に言うチー牛のコミュ障だ。

見るからに陰キャで人と会話することが得意ではない。

声も小さいし聞き返されることもよくある。

諸君達が小生の声量に合わせて鼓膜の性能を上げるか、聞き返すくらいなら筆談して欲しいと思っている。

コミュ障なのが伝わったことであろう。

他人に興味がないのだ。

他人が何してようと、他人にどう思われようが何を言われようが、全く気にも留めない。

人は他人の記憶の中でしか生きられないと聞いたことがあるが、その観点では小生にとって諸君達は存在していないし、諸君達の中で小生もまた存在していない。

小生は当たり前だが無職なので想像の域を出ないが、仕事とは他人とコミュニケーションを取りながら行うことらしい。

もし、それが得意なことが人間の基本的性質だとするならば経済はより円滑に回り、日本人の一人当りのGDPはもっと上がっているはずだ。

現状そうとは言えないことから諸君達もチー牛なのだろう。

国民皆チー牛。

他人と比べて自分を卑下する必要は何もない。

自分自身を指標として生きて行けばいいでないか。

やれ隣の奥さんと比べて家事ができない、やれ隣の旦那さんと比べて収入が少ない、やれ隣の息子さんと比べて勉強ができない。

比較して自己嫌悪に陥っている哀れな諸君。

心配しないで欲しい。

諸君達は立派なチー牛だ。

山盛りのチーズ牛丼を想像して欲しい。

そのチーズ牛丼に登りたいか?
頂点を目指して紅生姜を置きに行きたいか?

否、そんなことはなかろう。

諸君達チー牛一人一人がチーズ牛丼を備えているのだ。

頂きの頂点を目指し競争で疲弊するのはもう止めよう。

諸君達一人一人が山なのだから。

チーズ目ウシ科の活火山達よ。

機が熟せばいつか噴火できる。

人生を噴火しよう。

ごちそうさまでした。

押忍!

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