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金利動向

みずほリサーチ&テクノロジーズが2023年11月に発表した資料を見てみました。
金利の変動予想が気になります。

人気の変動型住宅ローンは 0.3% ⇒ 4.0%へ上昇


https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/2023/pdf/report231121.pdf

仮に上がった場合

3000万円の住宅を30年で建てた場合を2通り計算サイトで入力してみました。

【金利0.3%の時】
借入金額:3,000万円
金利:0.300%
借入期間:30年 (360回払)
返済総額:31,373,825円
支払利息総額:1,373,825円

月額返済額:87,149円
年間返済額(月額返済額×12):1,045,788円


【金利4.0%の時】
借入金額:3,000万円
金利:4.000%
借入期間:30年 (360回払)
返済総額:51,560,710円
支払利息総額:21,560,710円

月額返済額:143,224円
年間返済額(月額返済額×12):1,718,688円

毎月の支払額を見比べてみましょう・・・

不動産例

ある物件を例に挙げてみます。
こちらの新築住宅は3150万円で、ローン計算欄を見ると0.775%に設定されていますので毎月の 返済額85655円/月 になってます。

2024年1月は金利0.775%に自動入力されます


車2台2階建て家族向け物件です

このサイトの金利を4%にしてみました

毎月の支払額を見ると驚きますよね

2通りのやり方で計算してみると、8万円台が13~14万円台に上がることがわかります。佐世保市における一般住宅の平均が3000万~3500万円で返済も30~35年が多いので、大半がこの範囲に収まるのではないかと考えています。

経済上昇予想

住宅ローンだけを見ると支払額の大きさに驚きますが、予測では金利が上がれば、預金金利も上がり、給与も上がるとされています。

賃金も上昇

夫婦共働きでどちらの給与も上がった場合、金利が上がったとしても支払い続けられると考えられます。

そうなると賃金上昇が見込める企業で働いているかどうか、も気になります。

まとめ

今回は、みずほリサーチ&テクノロジーズがまとめた予測データを基に住宅ローンを考察してみました。
次回、日銀金融政策決定会合は3/18.19ですので、どのような発言や政策が出てくるのか注目しています。

https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/m_ref/mref230728a.pdf

住宅市場は関連する企業も多く、日本経済全体が厳しくなるので、引き続き不動産情報と共にアップデートしていきます。

金利は
金融機関 ⇔ 資金を借りる・支払う企業や個人 全てに関わります。

その資金で設備を増やしたり、物を購入したり、事業を始めたり様々な経済活動と関わります。

知識

経営していく中において経済お金の知識を身に着ける事は、様々な視点で物事を捉えるキッカケになります。

これまでの経験で、金融機関の方や保険会社の方と深い話ができて、相手に安心を与えることができたり、良い提案に繋がったりしたことがあります。金融商品や保険商品の背景に沿った話ができると、その時は契約に至らなくても、お互いの発想が刺激されて学びになります。
話す中で自分や会社の現状が再発見できたり、相手にも気づきがあったり、濃い時間になります。

こういう経験は知識があってこその「話せてよかった」という双方の充実感に変わります。

経営だけでなく、お金の知識(金融の知識)も大事にしていきましょう。


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