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漫画感想文その3「ナルト」

こんにちは。あまりにも久しぶり過ぎる漫画感想文、やっていきます。
僕の漫画感想文は、以下のフォーマットでおこなっていきます。

1.作品紹介
2.この作品のココが好き
3.ハマった経緯
4.好きなキャラ
5.好きな話
6.細か過ぎて伝わらないこの作品のココが好き
7.書き足りなかったこと
8.総括

注意事項
・書いている時点で刊行されている単行本最新刊までの内容を含みます。1〜3はできるだけネタバレなしで書きますが、紹介ではなく感想文に比重を置きたいので4以降はネタバレは容赦しません。ご注意ください。
・個人の感想です。主観入りまくりです。
・時にはネガティブな意見も言います。愛ゆえです。

それでは本題、やっていきます。

1.作品紹介

九尾の妖狐を体に封印された少年忍者、うずまきナルトが里1番の忍、火影を目指し成長していく物語。第2部からは里抜けした親友、サスケを連れ戻すこととナルトを狙う組織「暁」との戦いがメインになっていく。

2.この作品のココが好き

・王道少年漫画
子どもの心を掴んで離さない、大人になっても離してくれない王道の漫画。魅力的なライバル、強くてかっこいい敵と戦い成長していく主人公。最高。
術やチャクラの理屈は分かりにくい部分もあるものの、なぜか他の漫画よりもとても読みやすい。他の漫画よりも短い時間で深く読める。これも少年漫画として凄い部分だと思っている。

・多彩な術
忍者らしく分身や変化、水遁火遁などスタンダードなものから一族秘伝の忍術、キャラクターが独自に編み出した新術、強過ぎる禁術、日本神話の神々の名前がついた瞳術まで多彩な術が出てくる出てくる。楽し過ぎる。

・今までの経験の反映
特に忍界大戦編の好きなところ。復活した敵との再戦で今まで戦った経験を活かして対策しながら戦うのが好き。
これに限らず、ナルトvs我愛羅でナルトが白の言葉を思い出したり、ナルトの根底に常にイルカ先生がいたりという今までの出来事の積み重ねで今のナルトがあるというのが分かるのが良い。

3.ハマった経緯

①小学生の頃、クラスで話題になって気になる。
②アニメ疾風伝を見てみる。飛段・角都編が面白い。
③ハマる。
という流れ。
それから耳鼻科や漫画喫茶で読み進めました。
見始めたのが疾風伝からなので少年編より疾風伝の方が思い入れがあります。
ナルトごっこもしたなぁ。笑
ナルト走り、八門遁甲開、八卦六十四掌…。授業中写輪眼の模様をノートに落書きもしてた。
千年殺しやち◯どりの被害に遭ったことも。間違いなく少年時代を彩った漫画です。
ちょこちょこ読むのをやめてた時期がありつつも度々読み返して面白さを再認識しています。今回も無料公開で読み返しました。

!!!以下ネタバレ注意!!!




4.好きなキャラ

頑張って5人に絞るけど大体みんな見せ場があって好きなんです。
・波風ミナト
かっこいいから大好き。飛雷神の術、大好きなんですわ。瞬間移動の能力大好き。一度マーキングしたら絶対に消えない=いつでも殺せるっていうエグい術なのに術者はとても穏やかな人っていうギャップもいい。九喇嘛モードも身に付けてるの予想外だった。

・うちはイタチ
小学生の頃は漠然と「実はいい人なんだなー」くらいにしか思ってなかったけど、読み返すたびに好きになっていくキャラ。内戦を防ぐために、そして弟を守るために自分の一族を皆殺しにした男。世界のためにここまでできる…?イタチの背負った辛さが伝わってくるから、サスケの闇堕ちも気持ちわかるんだ。ちょこちょこボケたがる節があるのも好きポイント。本来ずっと木ノ葉側の人間なのにサスケのため、常に敵としてありつづけたイタチが忍界大戦編で満を辞して味方になってくれて穢土転生まで止めてくれるの好き過ぎる。

・春野サクラ
今回の再読で好きになったキャラ。1部の頃は全然好きじゃなかったけど2部から好きになった。
サスケの里抜けを見ていることしかできなかったことから修行を重ね、2部では文句なく立派な戦力になっているのが好き。六道の力はなくてもしっかりナルトとサスケに並んでると思ってる。
そしてどんなことになってもサクラなりに考えて苦しんで、それでもサスケを助けようとする愛情の深さも好き。

・うみのイルカ
もしイルカ先生がいなかったらナルトは闇堕ちしていたかもしれないのだ。本当に良い人。ナルトの境遇を理解して認めてくれる恩人。ぶっちゃけそこまで強くはないけどナルトの心を支え続けてきたという点では誰よりも活躍していると言っていいと思う。

・ロック・リー
中忍試験編のもう一人の主人公と言っても過言ではない。熱い。強い。怪我から再起したのも凄い。そしてはちゃめちゃに良い人。映画「ROAD TO NINJA」のプロローグ漫画で一人寂しそうなナルトを気遣って温泉に誘ってくれるの泣いちゃうくらい好き。疾風伝でも活躍欲しかったな…。中学の頃「ロック・リーの青春フルパワー忍伝」のアニメが好きだったたからリーはじめガイ班には思い入れがある。

5.好きな話

・サスケ奪還編
中忍試験のライバル達と一緒に音の五人衆と戦う編。全てのバトルが面白い。一人一殺の各個撃破も好きだし、上忍を倒すレベルの敵相手に仲間のために力を振り絞って勝つ仲間達が最高。そして我愛羅達の援軍という超激アツ展開。ここのシーンナルトで一番好き。

・風影奪還編
疾風伝最初のエピソード。強くなったナルトとサクラ(特にサクラ)の活躍と新たな敵、暁の強さが遺憾無く発揮された編。新章スタートにふさわしいストーリーだと思う。ナルトの人を動かす力、我愛羅との絆の描写も好き。

・忍界大戦編
特に序〜中盤。遂に団結した忍連合軍vs穢土転生で蘇ったかつての強敵(かつての味方含む)達との戦争というスケール感が好きだった。再不斬、白、デイダラ、サソリ、アスマ、長門…。
そしてナルト参戦、本物のマダラ復活、五影集結、ナルトと九尾の和解、うちは兄弟共闘…とどんどん盛り上がっていく展開が大好き。そこからはちょっとグダッちゃったかなと言う印象だけど、みんなの力でオビトを倒すところとか所々しっかり盛り上がりポイントもある。
ラスボスがマダラじゃなくてかぐやなのは今でも納得がいかない。

他には飛段角都編とか、中忍試験編とかが好き。

6.細か過ぎて伝わらないこの作品のココが好き

編としてはそこまで好きじゃなくてもシーン単位で見れば好きなシーン、バトルも山ほどあります。羅列します。

バトル編
・リーvs我愛羅
蓮華を習得できたのがリーだけって地味に凄くない?

・ナルトvs我愛羅
ガマブン太vs守鶴という迫力の巨大戦。

・サクラ&チヨバアvsサソリ
サクラの成長を感じる。

・シカマルvs飛段
シカマルのバトル、全部頭使ってて好き。

・木ノ葉丸vsペイン
生意気な子どもだった木ノ葉丸がペインを1体倒す強さを持ってたことに驚く。木ノ葉丸地味に凄いよね。

・サスケvsダンゾウ
イザナギが強過ぎる。後のイタチの「お前…よく生きてたな」って台詞も大好き。

・ミナトvsトビ
飛雷神二の段だよ←マジでかっこいい、一番好き

・ナルト&ビーvs人柱力ペイン
尾獣大戦。九喇嘛との和解からの無双が最高に気持ちいい。

・サスケ&イタチvsカブト
念願の兄弟共闘。

・ナルト&ビー&カカシ&ガイvsオビト
仮面を割るまでの巧みな駆け引きが好き。

台詞・シーン編
できるだけ名言というより地味に好きな台詞・シーンを選びました。
・カカシ「今日はちょっと人生という道に迷ってな…」

・サスケ「サクラ…誰だ……お前をそんなにした奴は…」
サスケが第七班を気遣うシーンマジで好き。

・サクラ「リーさんに失礼な事言うんじゃないわよ!!」
サクラがリーを尊敬してるのが伝わる。

・自来也「いや違う!ただのスケベではない!ワシは…ドスケべだ!」

・イタチ「(ガイを舐めてる鬼鮫に対して)あの人を甘く見るな」
ガイ先生めっちゃ評価されてるの良いよね。

・ナルト「いきなりトリプルで破ってんじゃねェーぞ!コラァ!!」

・テマリ・カンクロウ・我愛羅「木ノ葉同盟国…砂の…忍だ」
この台詞の良いところは中忍試験編で形だけでしかなかった「同盟国」という言葉が救援によって形あるものになったところだと思う。子どもの頃一番テンションが上がったシーンも、見返して一番テンションが上がったシーンもここ。

・サイ「兄さんに見せたかった…二人の夢の絵を…」

・カカシ「本当にそう信じてるのさ」

・綱手「…しかしマダラはうちは一族…火遁をどうにかしなければ勝ち目はない… 飛雷神の術はあいつの為に使ってもらう」
水影参戦の前振りとして最高な台詞。ただマダラは火遁が弱く見えるレベルのチート術を連発してくるのがな…。

・カブト「こんなとこに閉じ込められなきゃ 今頃戦争に勝ってとっくに寝てる時間だったのに…」

・柱間「だってこっち走ってきてるし…」

・オビト「このオレが…後悔しているというのか…!?」
オビトが火影になった自分を想像してしまうシーン。オビトの実力なら火影、本当になれたんだろうなって思うと余計辛くなっちゃう。

・ナルト「オレが知りてーのは楽な道のりじゃねェ 険しい道の歩き方だ」
今の自分の人生の指針になっている台詞なので、名言だけどどうしても入れちゃう。

・みんなの無限月読の夢の中のシーン
泣いちゃうから

・オビト「写輪眼のカカシって名を!」
最高のプレゼント過ぎる。両眼神威のカカシに勝てる奴っているの?

厳選して合計25個。「やはり…うちはマダラか!?」「さらにもう一発」とかも入れたかったけどネタ過ぎるからやめた。

7.書き足りなかったこと

・自来也がナルトに言ってた「あの術は使うなよ」って一体何だったんでしょうね。

・綱手の恋人だったダン、そんな強くないだろうなと思ってたけど普通に強いらしくてビックリした思い出。

・木ノ葉崩しの時の穢土転生について。扉間、水遁使ってたから水遁キャラのイメージがついてたけど忍界大戦編の時は飛雷神影分身禁術と使う術が全然違っててギャップが凄かった。

・うちは滅亡とかカブト闇堕ちとか大体ダンゾウが悪くて笑う。でも三代目火影のせいでもあるとも思った。三代目が甘過ぎるせいでダンゾウが闇を背負うしかなかったわけだし。三代目は良い人だけどそれが穴になってうちは問題とか色々歪ませてしまってるあたり火影には向いてなかったんだろうな。

・上でもちょっと書いたけど、かぐやがラスボスなのに納得していない。というより、大筒木関係の話があまり好きではない。だからか、大筒木が相手らしいボルトになかなか手が伸びない。でもナルト熱が再燃してる今が見るチャンスなのかもしれない。

・最近「THE LAST」の映画を見た。完全にヒナタがヒロインの恋愛映画でしたね。大筒木関係ではあるけど面白かった。子どもの頃一番好きな女キャラはヒナタだったから嬉しい。ナルトにも家族ができたって本当に素敵なことだよね。って考えるとなおさらボルト見るべきな気がしてきた。

・アニメのOPで好きなのは「CLOSER」、「Sign」、「ニワカ雨ニモ負ケズ」です。EDは「キミモノガタリ」、「バッチコイ!!!」、「My ANSWER」。
意味分かんない曲とかもあるよね。その中で好きなのは「自転車」。嫌いなのは「突撃ロック」。

・ナルティメットクロスのデータカードダスをやってた。ミナトの名前が明かされてなかった時期だからカード名が「黄色い閃光」だったんだよなぁ、懐かしい。

・昔持ってた、まりもっこりの人形にヤマトくんという名前をつけてた。ヤマト隊長が由来です。初代火影しか使えないはずの木遁を使えるっていう設定が好きだったからかな。

・アニオリがあまり好きじゃなくて途中で見るのやめたことが何回かある。原作の話やってる方が好きだったんだよな。でも今にしてみればキャラの掘り下げや補完になるし悪くないんじゃないかと思う。いつかアニオリ編もちゃんと見てみたい。

8.総括

ジャンプの漫画といえばワンピース、ナルト、ブリーチっていう人は多いのではないでしょうか。読みやすく面白く、素晴らしい漫画です。
ずっとずっと思い出に残る漫画なので、今の子どもたちも読んでくれてるといいな。
以上、ナルトの感想文でした。長いことお付き合いいただきありがとうございました!!

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