夫のブランドもののパンツ

同じ人と３回目の結婚をして
洗濯物を干していて気づいたこと。

それは夫のパンツがブランドものばかり。

ニワトリのマークのルコックスポルティフ
ポールスミス、カルバンクラインなど。

なんだか複雑な気持ち。

誰に見せるつもりで
ブランドもののパンツにしたんだろう。

昔の夫はブランドもののパンツじゃ
なかった。

トランクスばかりだったが
今はボクサーパンツオンリー。

女遊びするために
ブランドものに変えたのか。

夫の心境にどんな変化が
あってブランドもののパンツに
変えたのか。

息子と洗濯物を畳む日があった。
手伝ってくれたのだ。
その時もパパのパンツ、ブランドもの
ばっかりだね。

そんな話も出るくらい。

夫『ブランドものの方が長持ちするかなって思って買ったんだよね。前はよく穴が空いてたから』

いっぱち『‥‥。』

シングルマザー時代の自分と
子供達は貧困で

パンツなんてお金かけてられないから
しまむらとかパシオスとかGUとかUNIQLOで
衣類は買っていた。

夫は養育費を払わなくなってから
一人で気楽に気ままに余裕な生活を
送っていたんだろう。

そう考えると離婚に同意してくれず
ひとり親手当も貰えずに

必死に働いてなんとか子供達と３人で
暮らしていた日々がなんだったんだろうと
悔しさが込み上げてくる。

だいぶ慣れてきたけど
朝日が注ぐベランダで夫の
ブランドもののパンツを干すのは
複雑な気持ちになってる。

そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。