みちくさ散歩 【京都-清凉寺編-】
「一切経蔵」を一回転させた。
経蔵 (輪蔵) は、いまでいう回転式の八角形書庫棚である。
その昔は、この輪蔵を回転させ読みたい仏典を取り出す仕組みになっていた。
堂内に掲出されている案内を見ると
輪蔵を一回転させると一切経全巻を読誦したのと同じほどのご利益が得られるとあった。
この言葉にのせられチャレンジしてみた。
けっこう重い、腰を入れ踏ん張ってやっとのこと動きだした。
よしよし、これで・・・
堂内の四隅に飾られてある色彩豊かな四天王像がしっかりと睨みをきかせていた。
これもまたご縁、一体ずつご挨拶させていただき写真に収めた。
祀られているのは「傅大士(ふだいし)父子像」。「傅大士」は、見てのとおり笑顔の像で別名「笑い仏」ともいわれている
一昨年、京都嵯峨野を訪れた折に、山門に安置されている朱の金剛力士像と本尊である釈迦如来立像(生身の釈迦)を見たあと、一切経蔵に立ち寄ったときに心に触れるモノがあったので紹介する。
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よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。