年一度の御開帳「如意輪観音坐像」への祈りが炎になってとどく 【神呪寺―如意輪観音坐像―】
一昨日の5月18日、午後からの仏画教室の前に、どうしても行ってみたい所があった。西宮にある甲山大師と呼ばれている「神呪寺(かんのうじ)」さん。甲山の山麓にある真言宗御室派の別格本山で、本尊が如意輪観音坐像(秘仏)の寺院。
神呪寺は、 “かんのうじ” と読むが、その昔は “しんじゅじ” と言われ、呪文、真言、マントラと同義で「仏の真の言葉」という意味をもつ寺院である。甲山を神の山とする信仰があり、この寺院を “神の寺(かんのじ)” と呼ばれるようになり、のち神呪寺となったとい