ハッピーバースデー企画「パンダ タンタン」
今日もアクセスありがとうございます。
今日はハッピーバースデー企画としてパンダのタンタンについて執筆をします。
タンタンについて
タンタンは阪神淡路大震災の復興として、また、繁殖も目的として中国から王子動物園に来園しました。
食べるときの姿勢がとても上品なことから「神戸のお嬢様」というあだ名があります。
下のリンク先がタンタンの食べる姿勢です。この姿が「神戸のお嬢様」と呼ばれるきっかけになりました
特徴
タンタンの特徴と言えばこれしかありません!
短い手足
タンタンの試練
タンタンには今日に至るまで沢山の試練を乗り越えてきました。
1.子の死
タンタンは初めて出産をしましたが、わずか4日後に赤ちゃんは亡くなってしまいました。原因は栄養失調・・・その後の調査で、タンタンの短い手足と丸まったフォルムがきちんと母乳を飲めていたであろうと思っていたが実は飲めていなかったということでした。
2.パートナーの死
子の死から期間を空けずにパートナーが亡くなってしまいました。飼育員さんは「タンタンも死なせるわけにはいかない!」という決意でタンタンに寄り添うことを大いに決断したのです。
3.偽妊娠と偽育児
パンダには偽妊娠ということが稀にあります。これは尿検査や食事の量、睡眠時間の変化で「妊娠したのでは?」と思うのですが、実は妊娠をしていなかったという状況です。ただ、一番大変なのが偽育児。これは、一度出産を経験したパンダが出産時期になると竹をずっと抱いてしまったり、舐めてしまうということです。4日とは言え「母親」として経験をしてしまったタンタン、毎年夏の時期になると竹をずっと抱いたまま上の空になっていたことがあったそうです。
4.心臓疾患
数年前からタンタンは心臓疾患を発症しました。何とかお薬を飲ませたい飼育員さんと獣医師。しかし、嗅覚に優れているパンダはエサに紛れ込ませても人間にはわからない匂いを察知し食べることをしなくなります。次第にタンタンはトレーニングも避け、飼育員さんも避けるという状況になってしまいました。そんなタンタンを救ったのはサトウキビジュース。タンタンはサトウキビも食べるのですが、サトウキビジュースにすりつぶしたお薬を混ぜたら飲んだというのです。これで少しずつ元気になったタンタン。
おばあちゃんとは言わせないわよ!?
タンタンは現在、心臓疾患の治療をしていることから公開はされていません。しかし、王子動物園のツイッターで飼育員さんが毎日タンタンの様子を投稿しているので、それで様子を知ることができます。
タンタンは25歳を過ぎているので人間でいうと70歳を超えています。おばあちゃんパンダなのですが、タンタンの様子を見ていると、おばあちゃんとは思えない可愛さがたくさんあります。おススメをいくつか紹介します
タイヤ遊び
目隠し幕のおかげで開園日でもお外に
時々ダンシングするタンタン
おばあちゃんとは思えない可愛らしさの溢れるタンタン、今年の夏は偽育児の様子がなかったようで食欲も増しているので少しずつ元気になっていることが伝わってきます。完治は難しいでしょうが、少しずつ元気になって一日でも長く生きてほしいとファンは願ってやみません。
最後までご覧くださりありがとうございました
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