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飛躍する!自分を変える必須条件


皆さんは、ノミをご存知でしょうか。
そう、犬や猫に寄生し血を吸う虫だ。
そしてノミにはとてつもない能力がある。
それは、
『驚異的な跳躍力』
である。

体長数ミリのノミは、なんと体長の150倍もの高さまで跳ぶことが可能。


それを人間に例えたならば、地面から、都庁の屋上まで跳ぶことが出来るのだ。

これはとてつもない能力だ。

そんな跳躍力を持つノミをガラスのコップに入れ、上に蓋をしてみたらどうなるのか。

最初のうちは、ノミは何度もジャンプをし、上に被せた蓋に何度もぶち当たっている。

しかし、しばらく様子を見ていると、ノミはだんだんと跳ぶ力を抑えていき、
そして蓋にぶつからない程度の高さまでしか跳ばなくなるのです。

では、上に被せた蓋を取り外してみよう、
さあ、どうなるか。
なんと、ノミは器から出ないのです。
一度枠の中に入れられたノミはもう高く跳ぶことはないのです。
元々あった能力も、枠に入れられ、制限をされると能力は失われてしまう。

これが有名な、
『ノミとコップ』の実験のお話です。
ご存知だった方も多いでしょう。

しかし!!
この実験には、続きがあるのです。
一度跳べなくなったノミを、どうすればまた跳べるようにすることが出来るのか、研究者達は、様々な実験を繰り返した。

そして、ようやくその方法を見つけた。
ノミがまた跳べるようになる唯一の方法、
それは、高く跳べるノミと一緒に生活させること。

そうすると、跳ぶ力を失ったノミが、また元通り高く跳ぶことができるのです。
ノミは高く跳ぶ能力を完全に失っていたわけではなかったのです。

跳ぶと壁にぶつかる。
そう刷り込まれていただけなのです。

高く跳ぶノミを見て、気付くのです。
『自分も高く跳べるんだ』

いかがでしょうか。
この投稿をみて、何か気付きを得ていただけたら嬉しく思います。

多くを語らずとも何が言いたいかは分かってもらえるでしょう?

多くの人間は、枠に嵌め込まれたノミと同じ。

驚異的な能力を持ちながらもそれを使わずに一生を終えていく。

あなたは制限されたままのノミか、跳ぶことを思い出すノミか、どちらだ。

2021.11.18


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