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自然農法と人生の共通点

今年は畑で野菜を作る時に、自然農法を試そうと思っています。

以下の本を参考にしました。

自然農の3原則
①耕さない
耕すと、自然の循環が断ち切られ、多くの生命が死に追いやられます。生物がいない土はかたく締まって、種をまくために、苗を植えるために、土中に酸素を送るために・・・と、作物を生産するために何度も何度も耕し、肥料を入れ続けざるを得なくなります。人が土をつくることはできない。
②農薬・肥料を持ち込まない
有機肥料や微生物資材、あるいは堆肥をつくって土に入れる必要はありません。
③草や虫を敵にしない
多くの生物は、草の周囲を棲み家としています。
 そこには虫や小動物はもちろん、見えないほど小さな土壌生物もたくさん。草は根から土壌微生物のエサとなる光合成生産物を分泌し、集まった土壌生物たちはその場の土を豊かにし、作物の成長を助けています。また、草が根を張ることで、地中深くに空気が届きます。そこに暮らす生物の生死の営みによって生み出される”地力”で、作物は育ちます。だからわたしたちは作物に日が当たるよう、少しずつ草を刈り敷くなど、わずかな手助けをするだけでよいのです。

 自然農ではじめる野菜づくり 10〜11ページ

私は「③草や虫を敵にしない」に着目してます。

昨年は雑草や害虫を邪魔な存在として見ていました。

そのため雑草を見ては、常に草刈りをしていました。

夏場は早朝や夕暮れでも暑くて、汗まみれになって草刈りをしていました。

ふと気づいたことがあります。

〇雑草は野菜にとって「邪魔な存在で消さないといけない」。
〇人生で幸せになるために「都合悪い環境を消さないといけない」。

同じ発想だと気づきました。

以前私は会社の倒産を経験しました。

そのほか色々な失敗や不快な体験をしてきました。

畑の雑草や害虫を同じような発想で、不都合な環境を変えなければいけないと思い込んでいました。

③草や虫を敵にしない

これを「人生の不都合な出来事や嫌いな人を敵にしない」と置き換えました。

表面的には不都合な環境は避けたいし、嫌いな人を避けた方が気楽です。

でも深く考えれば、不都合な環境や嫌いな人の背後には大きな人生の学びが潜んでいるように考え始めました。

自然は大きな多様性とともに循環しています。

個人的な感情で不都合な出来事や嫌いな人を避けていると、自然の循環を断ち切るような気がします。


私は会社の倒産を体験して人生が大きく変わりました。

倒産した会社の同僚たちはすぐに転職先を探し、別会社に就職しました。

私は不利な状況で立ち止まり、自分の心と向き合い始めました。

その時ゲーム感覚で始めたのが『心を知るゲーム』です。

会社が倒産しなければ、心の探索をすることは無かったと思います。

会社が倒産したことで、人生が良くも悪くも大きく変わりました。


ヴィム・メソッドや甲田式健康法で飢えや寒さを味方につければ、相応の健康や感動を体験できました。

同様に草が害虫を味方につければ、見落としていた自然の力を発見できるかも。

自然農法(雑草を敵にしないこと)で、畑が大きく変わることに今ワクワクしています。



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