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「高野さんを怒らせたい」を見せたい。

お笑いコンビ『きしたかの』が、Youtubeをきっかけに、少しブームになってきておりますね。大柄な岸さんと、髪の薄い高野さん二人組

そんな『きしたかの』なんですけど、ブームのきっかけになったYoutubeが、めちゃくちゃ面白いんですよ。やってる事としたら、今流行りのドッキリ動画なんですけど、彼らのドッキリって、お笑いとして最高なドッキリなんですよね。

そこで本日は、Youtubeチャンネル『高野さんを怒らせたい。【きしたかの】』のおすすめ動画を3つ紹介していきたいと思います。テレビ、ラジオ、劇場と、お笑いを四六時中追いかけまくっている私ですが、ドッキリ好きではありません。そんな私でもハマったドッキリ動画を紹介していきたいと思います。

1,YouTubeの広告が全部嘘で怒らせたい。


再生数も一番多いので、高野さんを怒らせたいを調べたら、多分一番初めに出てくる動画だと思います。高野さんを怒らせたいを今まで全く見たことが無いのであれば、一旦これを見れば間違いありません。というかこの動画に、チャンネルの魅力が全部詰まってるんですね。

というのもこの動画、大喜利の自肩がバッキバキなんすよ。

このドッキリは、スタッフの大河内さんが「ゲームのYoutubeチャンネルを作ったから評価してほしい」というところから始まるんですね。その動画を高野さんが見ていると、GoogleピクセルのCMが割り込んできて、そのCMが嘘だった、というドッキリなんですね。

その毎回割り込んでくるCMの、爆発力ったら無いんですよ。もちろんドッキリを仕掛けられてる高野さんのリアクションも面白いんですよ。面白いんですけど、この動画に関しては、スタッフの大河内さんと、相方の岸さんの大喜利力の高さが、他のドッキリ企画をぶっちぎってバズった動画になってると思うんですよね。

10分程の動画ですので、ちょっとした時間に騙されたと思って一度見てみていただきたい動画でございます。私は5回見ました。

2,永遠に終わらない利きビールで怒らせたい。

タイトルだけでもう面白いでしょ。『永遠に終わらない利きビール』って、タイトルだけでご飯三杯はいけちゃいますもんね。

お酒はあまり強くは無いがビールが大好きな高野さんに利きビールをしてもらうんですけど、タイトルの通り選択肢が終わらないってドッキリでございます。サムネにもなっている、「利き系で21ってなんだよ!」というフレーズは、思い出してもにやけてしまう最高のシーンでした。

この動画はとりわけ、企画力が高いなぁと感じる動画なんですよ。他のドッキリとの差別化を、芸人的な企画力でしっかり線引きしている動画だなぁと思ったんですよね。

そもそもドッキリって、スケールとかクオリティの高さを求めていくと、結局テレビとか金持ってるYoutuberとかに負けちゃうジャンルやと思うんですね。加えて誰でも金をかけずにできますから、手軽な内容だと二番煎じになって視聴者ウケもしなくなります。それを高野さんのブチギレてツッコむキャラクターと、相方の岸さん、スタッフの大河内さんの企画力で、他に負けないドッキリに仕上げてるんだなぁと思った動画だったんですよ。

24杯目からなみなみに注がれたビールを受け取り「BBQの重さなんだよ!」と切れる姿は、必見でございます。是非皆様も、ブチギレ企画力の光るこの動画を見てみてください。


3,初めて読む漫画の名シーンが抜かれていて怒らせたい。

ドラゴンボールを読んだことが無い高野さんに、名シーンが抜かれた全巻セット渡して、後日名シーンを振り返るというドッキリでございます。全巻から、名シーンをバレない様に抜いた、スタッフの大河内さんも労力すげぇなと思う動画です。

この動画に関しては、先に紹介したウソCM利きビール見てから、見て欲しいなぁと思うんですよ。っていうのもこの動画の魅力が、高野さんのキャラだからなんですよね。

ドラゴンボールをもらってシンプルに喜んでいる姿や、これまで入れなかったドラゴンボールのトークに入れてうれしそうな表情、それでいて名シーンがわからず困惑する感じや、知ったかぶりでついていってしまうところなど、企画も面白いんですけど、高野さんのキャラの良さめちゃくちゃ笑える動画になってるんですよね。

先に紹介した2本をみて、このドラゴンボールの動画を見終わったころには、もう手が勝手に他の動画を再生している事でしょう。是非皆様心して、最高に笑えるドッキリ動画を見ていただきたいと思います。

ツッコミではなく、怒らせたい。

きしたかのの二人とスタッフの大河内さんのインタビュー記事の中で、怒らせたい動画へシフトした理由というのが語られておりました。当初は「カップラーメンを全部混ぜてみた」などの、ドッキリ以外の企画で動画を作っていたこのチャンネル。そこから、どうしてドッキリへシフトしていったのかが語られております。

その中でも、タイトルをどうして「怒らせたい」にしたのか、と言うところが非常に興味深い内容になっていました。

大河内:高野さんがフロントマンとして、きしたかのという看板を広めてくれたらなと。ただツッコミという言葉はあまり使いたくなかったんですよね。「見たい」と思わせるのが難しそうだったから。それで、ボケで用意したものにツッコむというのを、怒らせたいに言い換えました。
「ツッコミだと視聴者に見たいと思わせるのが難しい」芸人・きしたかの&スタッフが語る”怒らせたい動画”へシフトした理由


この言葉の感覚絶妙なんだと思うんですね。言われてみれば、ツッコミってありふれ過ぎててハードルが高いから、言い換えれば流行るかもしれない、って一直線にロジックがつながると思うんですけど、まずこれを感じる感覚自体がすごいと思うんですよね。

加えてその言い換えを、怒らせたいに変換するセンス。こういった絶妙にハマる感覚が、企画に生きているから、高野さんを怒らせたいというチャンネルは、面白いんだと思うんですよ。

どの動画も1本あたり10分程度で、すきまで見やすい物ばかりになっております。

今年に入ってまだ腹が捩れるまで笑っていない皆様。高野さんを怒らせたいで、初笑いしてみませんか。

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