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このバラエティがすごい

中学生くらいの頃から、お笑いを過剰摂取する生活を続けている私でございますが、最高のバラエティ番組と出会った時の喜びは、他のどんな喜びにも代えがたい、本当に素晴らしいものなんですよ。

ナスDが話題になった「陸海空~こんな時間に地球征服するなんて」や、初期の頃の相席食堂、このnoteでも紹介した「田村敦のコンテンツホリック」なんかも衝撃を受けたバラエティ番組でございます。

笑いすぎて腹が痛くなる最高の苦痛を感じられる面白さ重視のものから、感心すると言ったタイプのものまで、種類も様々ではありますが、どのタイプのバラエティ番組であっても、最高のバラエティとの出会いは本当にうれしいものでございます。

そんな中、最近またひとつ最高のバラエティと出会ってしまったんですよ。

それがこちら。



「佐久間宣行の盛ラジオ」でございます。


この番組がですね、芸人がどのように話を盛るのかという事に着目した番組なんですよ。システムとしては、芸人にラジオのトーク用のロケをしてもらって、その内容をラジオでしゃべってもらうんですね。ただそのトーク用のロケというのはドッキリで、後日スタジオで、ラジオで話をした内容と、ロケの内容を照らし合わせて、芸人がどのように話を盛っているのかを見る、という番組なんですよね。

そしてこの番組の一話が、ANN0の重鎮三四郎なんですけど、これが神回なんですよ。相席食堂でいう「食ってみな、飛ぶぞ」回1話から始まってるんすよね。

ただこの番組の性質的に、相席食堂みたいなムキムキのお笑い番組では無いので、常に腹がよじれるほど笑いまくるという楽しみ方ではありません。まず驚くのが、三四郎の盛り方ですよ。なんか、プロってすげぇなって感心するんすよね。

起こった出来事に対して、肉付けをしたり順番を変えたり、ちょっと事実を曲げたりすることで、わかりやすくて、面白く話を構築するのが本当にすごいんすよ。映像で見るより、話しの方がわかりやすいんじゃないかと思うほど、芸人の話術で世の中が笑いに変えられていく様が、感動するレベルなんですよね。


…ええそうです。

私が、この前のM-1で、ウエストランドに馬鹿にされた、痛いお笑いファンですが、何か?


ただ私の様な、致死量のお笑いを摂取し続けるような人じゃなくても、単純にドッキリ番組としてみても面白い番組になっております。Youtubeで全話無料で見ることができますので、ぜひとも皆様も一度、見てみてはいかがでしょうか。

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