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ピューロランドでの結婚式

結婚式アンチである自分も参加してみたいと思わされる結婚式の招待を受けたことがあります。それがサンリオピューロランドでの結婚式でした。

まずサンリオピューロランドっていうのは街から少し離れた丘の上のお花畑の中にあって、季節はいつでも春。パン屋さんくらいの文明までしかなくてその辺りをポチャッコやマイメロが歩いてるみたいな場所をイメージしてたんですが、実際には地下要塞みたいな感じでした。今後もしテーマパークを拠点にした戦国時代が来たら、かなり強いと思います。

ここから地下へ入っていく


中へ入ると手加減抜きの全力ファンタジーランド、全部お菓子で出来てるんですかと思いましたが多分そうなんだと思います。パステルカラーが全色揃っていました。ピンクのドレスを来ていないほうが失礼に値するのではというほどです。

クロークに荷物を預けて人の流れに乗ると岩に囲まれた部屋に通されました。出席者が集まったところで天井からアナウンス。「岩の壁が開くようにみなで祈るのじゃ…」誰なんだ。誰かはわかりませんが祈るんじゃと言われたら祈るしかないので皆で手を合わせて祈ります。「もっとじゃ…!」もっと祈りました。

そうすると岩の壁のここが開くんだろうなと思っていた場所がガコンと開きました。祈りが通じてよかった。そして中から人影が現れます。そう、新郎新婦…ではなくキティ&ダニエルのご登場です。二人はドレスとタキシードを着ていて、今日は二人の結婚式でしたっけと思うほどです。

開いた岩のドアから進んでいくとショーなどが行われるステージと観客席がある広い空間に入りました。みんなが席につくと新婦が入場してステージに上っていきます。ステージの後ろのこれが喋るんだろうなという顔がついた木が喋りだし、「健やかなるときも~」のやつなどをこなしていきます。その間もずっとステージにはキティ&ダニエルが動き回っていて、なんならちょっと新郎新婦が見えないなと思う時もありました。今日は二人の結婚式でしたっけと思うほどです。

その後は披露宴に移り、結婚式でしか食べないような食事を食べたりマイメロが各テーブルを回って一緒に写真を撮ってくれるサービスや、ちゃんと新婦から両親への手紙を読むやつなんかもありで結婚式の中では一番楽しかったなと今でも思うような一日でした。






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