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社長が思う2024年に取り組みたいこと

2024年も始まり、今年はChromeによるCookie規制が行われる予定など、ポストCookie対応本番といった感じです。弊社でもここ数年間ポストCookie対応に追われていることもあり、それの本番という感じがします。その一方、インフラとしてのポストCookie対応はひと段落つき、新たに新規事業を進めていくことも検討しているのでそれらについてご紹介させていただければと思います。

プライバシーサンドボックスとのサービスの進化

2024年は、Googleのプライバシーサンドボックスのリリースを含む、POSクッキーのサービスの本番年となります。この年は、ターゲティングや既存ツールとの連携など、多くの課題に直面しています。Google広告やFacebookのパフォーマンスの低下に悩む企業も増え、これらの課題への対応が急務です。プライバシーサンドボックス関連のリリース増加により、ポストCookieのソリューションの進化が求められます。

セールステック領域の強化

セールステック領域での取り組みは、昨年から注目されています。特にインテントデータに関する問い合わせが増えています。デジタル化の進展に伴い、営業活動におけるデジタルアプローチとターゲティングが重要視されています。今年は、インテントデータを活用した施策により、新たな顧客層へのサービス提供を本格化させる予定です。

コマースデータの活用拡大

コマース領域でのデータ活用も重要なテーマです。昨年から継続しているコマースメディアにおけるデータ活用が、今年も継続していくと思っています。データを基にしたターゲティングやメディアマネタイズの進展が期待されます。また、コマースデータを活用した新たなマネタイズ方法の開発や、異なるコマースモデルへの適用も検討中です。

生成AIの活用拡大

生成AIを活用したサービスへの取り組みも強化します。単なるAIの使用ではなく、当社が持つデータとの組み合わせにより、より広範なユースケースの展開を目指します。具体的には、データを活用した業務効率の改善や、生成AIを利用したクリエイティブ領域への応用を予定しています。

新規メディア事業とインタレストコマース

新たな取り組みとして、メディア事業の展開や、インターレストコマースへの着手を計画しています。当社のデータを活用し、ユーザーの興味や関心に合わせた商品の提示を目指します。これにより、ユーザーにとって魅力的な商品との出会いの機会を高めることが期待されます。

クロステックの領域の拡大とデータ活用の拡大

クロステックの領域における業務範囲の拡大も進めます。教育や採用など、幅広い分野へのデータ活用の提供を検討しています。データを活用するための人材やリソースの不足を解消するための施策も実施し、データ活用による革新を目指します。

以上、2024年に取り組むべき内容の概要です。これらの取り組みを通じて、デジタルマーケティング領域における更なる進化と成長を目指します。

簗島亮次

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