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たとえ「エレファント」でも

天狼院書店WEBにて久しぶりに長めの記事掲載です。

今回は通訳者として仕事に対する姿勢を書きました。

「で、このゾウは何?」

とまあ、そう思いますよね〜?😏

天狼院書店では長めの5千字のライティング課題については、それぞれ「週刊テーマ」が選定されています。それがこの週は、

「美しい仕事」

だったんですね。

「いや、美しい言われたかて、そんなんあるかいな?」

としばらく脳内ですったもんだした挙げ句、思い出したのはとあるマンガの話。『Q.E.D.―証明終了―』第27巻に出てきたエピソードでした。

このシリーズは、マサチューセッツ工科大学を15歳で卒業した天才児・燈馬想くんと元気はつらつ腕っぷしも強い水原香奈ちゃんのダブル主人公でストーリーがずっと続いているミステリー漫画です。

この巻で登場するとある男の口癖が、「その証明はエレファントだな」。つまり、数学的に美しく証明されたものは、「エレガント」、力技で不格好に証明されたものは「エレファント」というそうなのです。

「美しい仕事」とゾウさんの関係、通訳者の仕事にからめて書いております。掲載記事を読んでいただけると嬉しいです。

私の場合、こんな風に知識のカケラがマンガから取り出されることが多いんですよね〜。ま、要するにそれだけの数のマンガを読んでいる、ということでもありますが。

自分が考えていること、知っていることの地平線にあちこちに埋まっているものがあり、その目印に札とか看板とか立ってる訳ですが、そのきっかけがマンガから得た物であることはとても多いです。その看板の下をココ掘れワンワンとばかりに掘ってみれば、大判小判がザ〜クザク、とはいかないけれど、関連付けて覚えたこと、そのとき感じた気持ちなどいろんなものが埋まっています。

でも埋まったものは普段は忘れてるんですよね。でも全文検索のように「タグ」は残っているので、必要なときに思い出せる、そんな感じかな〜。

あ、もちろん、タグも生きているので使わないと完全に記憶の闇に落ちます笑笑

思い出す、って大切ですね😆

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