脳メモ:5/30

今日は幸せを感じている。だから、ハイボールが美味しい。これだけはいっておくけど、ウヰスキーは先に入れてはいけません。炭酸を冷たいグラスに丁寧に注ぎ、ウヰスキーを注ぐ。この順番じゃないと、炭酸がウヰスキーに抱きついてくれない。あとは、優しくタンブラーで混ぜるだけ。錫製のグラスで飲みたいけど、いつものグラスでいい。めんどくさいから、冷凍庫にちょっと前入れただけ。

紫外線がキツイので、朝ジョグより夕方ジョグ。堤防沿いを走ると、180度の視界良好の中、走れることの喜び。最近では、唯一、人間らしくいられる時間だと思ってる。紫詰草の甘い匂いが鼻腔をくすぐる。前日に雨が降ってたら、湿度の高い匂いが肌にまとわりつく。しっとりと。カタツムリやてんとう虫も見かけるし、鳥たちは紫色のベリーみたいなものをつついている。

堤防の右側だけ草が刈られていて、左側が生い茂っている。もう少ししたら、私の背丈をこすかもしれない。

周りに建物などなく、遠くで野球少年が練習する姿が見える。この場所を日本という国から俯瞰して、さらに地球を俯瞰すると、私が日々どう感じてるかなんて、とてもちっぽけなことだ。そんなちっぽけなことに一所懸命考えたりする自分が愛おしく思う。

なので、忙しかったり、天候が悪かったりして走れなくなると、機嫌が悪くなり、「もう、ママは限界なので、走りに言ってまいります」と家族に宣言して、走りに行く。

それにしても、なんで、こんな空間で走ったり、歩いたりするのに、マスクをする人がいるのだろう。もはや(最初から?)、人々は科学的思考ができなくなっている。私にはマスクは「とりあえず、不満はあるけど、危害は加えないよ、守っとくよ」というポージングでしかないから、ジョギングしてまでしないけど。

頭の悪い私には、皆が恐れるウイルスが、この堤防に長時間滞在していて、マスクをしていたら防げる、ということがどうやっても理解できないのだ。そういえば、えらい人が、お金にもしばらくウイルスは付いている、みたいなこと言ってたな。私には、どうも理解できないわ。

kの眠れる獅子を目覚めさせたのか、性的な応酬が続く一日だった。会社の話をしてたはずなのだけど。

昼間に買い物に行き、クーポンを出すためにスマホを見たら、「入れたい」という文字が見えて、レジの前で体が熱くなってしまったことは記しておこう。自分の湿度が急激に上がってしまった場合、冷静に、周囲に悟られないように、丁寧な動きを心がけよう。この場にそぐわない、ふしだらさは醸し出さないのがマナー。マスクと同じだ。

私の中から自分が排出したものが溢れる様を見たい、というようなことを言った。

その姿を想像すると、何か高尚な気さえしてしまい、

全てを吸収したい

溢れ出たものは

手ですくって、食べさせて

って言ったら、彼の何かを刺激したようだ。「理性で抑えた支配欲が復活しそう」と言ってたけど、「本当に支配してるのは私なのに、わからないのね、可愛い」と

思った。が、さすがにそんないい女でもないしな、と思い直して笑えた。

影のある女性にちょっと憧れるな。ちょっと憂いてる感じ。真っ白な肌に、どこか頼りなげで、儚い。自分のことを、薄っぺらい人間だとは思わないけど、路線は違う。人としてのレイヤーは常に増やしていきたいとは思う。

ハイボールはやっぱり白州がいいな。あの森の中に迷い込んだような緑の香りに、ほんのちょっとのスモーキーさ。スモーキーさを前面に出したアイラモルトはやっぱり好きじゃないな。





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