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売る方法を考える前にやるべき事 No.1050

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2023年11月18日 「DayOne日記」No.1050
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

ビジネスっていうのは、
一見すると売っている商品・サービスや
販売方法が違ったとしても、
実は、共通項があったりするのです。

それを教えてもらったのが、
まさにピータードラッカーの文章です。

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高級品市場で
成功したあるフランス企業がある。

シャンパン、ファッション、
高級腕時計、香水、ハンドメイドの靴を
扱っている。

脈絡のない業容に見える。
共通性がないかに見える。

しかし、
すべてが価格や有用性以外の
価値で売れる製品である。

高級だから、売れるものである。

事業間には、顧客価値に共通性があった。

シャンパンとファッション製品では、
売り方は異なる。

しかし、買われる理由は同じだった。

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という言葉です。

まさに顧客志向の観点だと感じます。

よく考えてみると、
車なんてまさにそうですね。

ある程度の性能までいくと、
ほとんど同じ。時速500キロで走れても
使う場面のないし、有用性もない。

内装も限界がある。
後は、デザイン性と保有欲。

つまり、高級だから売れる。
フェアレディZなんて、まさにそうですね。

有用性よりも、
高級品を所有したいというイメージ。
乗り心地は分かりませんが…。

時計なんかもそうですね。
時計の性能といっても時間が把握できるに
加え、後は限られた付帯性能。

そうなると、何が決め手なのか?
その時計を持っていると自分の満足感ですね。

結局のところ、
顧客が購入しようとする動機や目的が
ある意味で明確になっているのです。

それがブランド価値かも知れませんが。

そう思うと、
ビジネスを考える時に大事になるのが
お客様の動機、目的、それと感情。

そこを確認・想像することが
とても大事になる、という事です。

それって、
顧客志向っていえばそうなのですが(笑)

有用性や機能性の向上も大事ですが、
まずは、お客様が何で購入しようと思うのか、
購入してどうしたいのか?

それをしっかり検証する。
それを踏まえて、どのように売るか。

やはり、whyとwhatを考え、その後、how。

その順序を忘れてはならないと。

これは、ビジネスに限らず
何を始めるにあたっての順序ともいえます。

だから、
その観点を忘れずに考えていきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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