アクティブな女性が好きです。

「あなた、そんなにダラダラしていて時間がもったいないと思わないの？」

好きな女性に言われた言葉である。

昔から、私の好きになる女性はアクティブな人が多い傾向にあるようだ。

アクティブだから好きになるわけではない。好きな人がたまたまアクティブなのだ。

一方私は、というと全然アクティブではない。休みの日は寝ているか、本を読んでいるか、飯食って酒飲んでるかである。

当然のごとくライフスタイルが合わない。好かれない。どうしたもんかと思う。

モテたいと思う。

しかし、私は、自分のライフスタイル(と呼ぶほどのものかは甚だ疑問だが)を変えることは出来ないのだ。

なぜなら、これは私の人生の戦略だからである。

戦略という言葉について、あるビジネスマンが以下のように定義した。

戦略とはつまり、目的達成のための適切なリソースの配分であると。

競合他社と差をつけるために、何ににヒトモノカネを割くか。

これが戦略である。

さて、人生における戦略について考える。

つまり、金と時間を何に使うか、である。

彼女たちは私の時間、或いは金の使い方(かなり荒い)に疑問を投げかけ、そして去っていくわけだ。

しかし私は言いたい。重要なのは目的にあるのだと。

人生の目的は端的に言って幸福になることだ。不幸になりたい人はいない。では幸福とは？それは人それぞれ異なるものだ。目的が違うのに、その戦略に優劣をつけることはできるのか？いや、できない。つまり、私が一日中寝ているのだって、立派な人生の戦略として成り立つのだ。

ん？なんだかつまらない結論に落ち着いてしまった。

いやあモテたいわあ。リソースとか目的とかどうでもいいからモテたいわあ。

モテたら幸せやん。モテたほうがええよ。モテない奴は不幸！

おわり