医療系学科進学のコスパ(医学部編)

医療系学科で資格を取るための投資とその回収について述べる。

今回は、医学部医学科で医師免許を取り、臨床医として働いた場合である。
医学部医学科には国公立、私立、防衛自治産業のような特殊な私立など、いろいろあるのだが、とくに学費が高い私立医学部について述べたい。
現在、最も学費が高い、川崎医科大学で6年間学費合計4500万円である。
私立大学医学部の学費ランキング【2023年受験向け情報】 | インターエデュ (inter-edu.com)
参考書代や交際費を含む生活費は、下宿をすると年間300万円、親元から通っても100万円くらいはかるので、仮に300万円としよう。
4500万円+300万円✕6年=6300万円
これが投資総額だ。
これを卒業後のフルタイム勤務で回収する。
医師免許がある場合は、安くても年収1200万円なので、手取り年収865万円となる。
無免高卒の場合は、300万円というところだろうから、手取り年収は240万円。
手取り年収の差は、625万円である。
ちょうど10年で、投資を回収できる。

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