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家族を養う義務がない女は、所得なんかどうでもいいらしい

スクショを取ってみた本は、

だ。
私が呆れたのは、給与のデータだ。
どれも「月収◯◯円程度から」
としか書いてないのだ。

建築士のチャプター

本文には、「就職は職名よりも条件で選べ」とか書いてある。
その数行前には「好きなことを職業にすべき」ともあるが、それは見なかったこととして、著者が検討対象だという「条件」とは、この程度なのだ。
「給料 月収20万円程度から」
月収ってなに?
手取り月収?ボーナスはどうなるの?「から」って何よ?初任給だけで職業を選ぶの?腰かけしか考えてないわけ?
このチャプターは建築士の紹介なんだから、まさか、月単位のアルバイトではあるまい。ボーナスがつくだろう。とすると年収で考える必要があるんじゃないの?
額面年収を手取り変換して、手取り月収で考えないといけないでしょう。

独立生計を立てている人だったら、「月収xx万円から」で就職先を決めたりすることはないです。

著者の生活感覚とは、親や夫に庇護されている兼業主婦で、
手取り月収=全部自分のために使えるお金
なんだろう。
年収なんかどうでもいいのだ。月収10万円でも30万円でも、生活には大差ないのだ。

昭和時代の感覚だ。
残念ながら、令和時代の日本は、生涯未婚3割、中途離婚3割で、兼業主婦になれる女性は全体の4割しかいないのだ。

紹介してある職業では、「ガーデンデザイナー」が脱力である。全くリアリティがない。本当に取材したのか?

ガーデンデザイナーって、普通の言葉で言えば、植木屋、庭師だろう。植木を苗木から育てたり、移植したり、一戸建ての作庭を丸ごと請け負うレベルの庭師をまともにやっている女性がどれだけいるのか?ほぼいないじゃないか。

小学生女子が言うところの「お花屋さん」を言い換えているだけなのだ。

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