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やってみてよかった情報51「半径を測りやすく」

コンパスで苦戦している子のために作りました(⌒▽⌒)

と言っても、アイディアはオリジナルではありません。

一緒に「はじめのいっぽ!」シリーズを書いている、
大事な仲間であり、大好きな友人であり、
そして何より、心から尊敬している憧れの先生、
杉本陽子さんから教えていただきました(⌒▽⌒)

そもそも私が自作教材を作り始めたのも、
杉本先生の影響です!
本当に、「これがあればできる!!」を見つけて作り出す、
スペシャリストなんですよ!
彼女の作った教材を見せてもらい、どれだけ目から鱗が落ちたことか。。。

そのあたりは、今やっている連載でも触れていますので、
(私の反省文と共に・・)
興味のある方はぜひ(⌒▽⌒)

さて、コンパスです。
ここ、辛い子多いですよね。

あの動きが本当に辛い子には、
コンパスを自作したり、
負荷のないツールに変えたり、
これまでも色々やってきました。

自作コンパスの話はまだ書いてなかったみたいなんで、
また別の機会に(⌒▽⌒)

でも、「コンパスを回して円を描く」の前の段階から困っている子もいます。

つまり、「指定された半径にコンパスを合わせる」から
うまくいかないケースがあるんです。

コンパスを開いて、物差しの目盛りに合わせる。

それだけなんですが、うまくいかない。
コンパスの針を物差しの「0」に合わせて、
グッと開いていき、「よしよし3センチはここだから」と合わせたつもりでいたら、
コンパスを操作する時に物差しが動いてしまってうまくいかない。

道具が2つ。
一つは固定で、動いちゃダメ。
もう一つは固定しつつ一部を動かす。

これ、結構大変なんです。

ここが難しい子は、当然「コンパスを回す」も苦手で、
どうしてもこちらの意識は、そっちに行きがちがったんですよね。
なので「半径を測る」のは、
・手伝ってそこまではやってあげてたり、
・マス目のノートにコンパスの針を刺して、物差し代わりにして測ったり
してました。

そしたら、杉本先生に、
「物差しに穴を開けておくと、半径が測りやすいよ」と教えてもらいました。
なるほどーーー。
これは作ってみなくては!

材料は全部100均で仕入れ。
・プラスチックの物差し
・消しゴムハンコの材料

半径が5センチ以上の円を描くことってないので、
①まずは15センチの物差しを半分に切ります。
②次に、1センチ刻みで穴を開けていきます。
・半径1センチの円もかかないので、0,2,3,4,5でOK

ここが大変(^◇^;)
あっ、私不器用なんで、夫にやってもらいました。
細いドリルを何本か使って丁寧に開けてくれました(⌒▽⌒)

③消しゴムハンコの材料を物差しの幅にカット

4つ取れました。

④両面テープで貼り付けて出来上がり(⌒▽⌒)

0のところに針を刺すと、
下が消しゴムなんで、しっかり刺さって動きません。
で、鉛筆のついている側を開いていき、
鉛筆の先を目指す長さの穴に入れると、バッチリ(⌒▽⌒)

これ本当にラク!!
今まで、逃げていく物差しと格闘していた子も、
自分で測れます!!

そして、貧乏性なので、切り取った残り半分の方にも穴を開けて、
メモリはシールで(⌒▽⌒)
シール、もうちょっと小さいのにした方がいいかなと思いますが
(^◇^;)
でもこれで、物差し1本で2セットできます!

100均で330円で4セットできる計算。
コスパは悪くない(⌒▽⌒)

ただ、穴を開ける作業はなかなかに神経を使うみたいで、
夫も老眼なので苦労してました(ゴメンね)

この手の「穴を開けると使いやすい」系は結構あるのと、
どうしても数が欲しい時があるので、
このゴールデンウィークに、ついに新兵器導入!!

♪───O(≧∇≦)O────♪

夫、大工なんで、もっとでっかい電動のボール盤はあるんですよ。
でも、そういう本格的な道具って、
「物差しのメモリに合わせてミリ単位の穴をあける」
なんて繊細な作業には不向きで、
ずっと彼が手作業でやってくれてました(ありがとう!)

これで穴あき分度器も作りやすくなるぞっと(⌒▽⌒)

というか頼みやすくなるが正解(^◇^;)
器用な夫に感謝m(_ _)m

道具大事(⌒▽⌒)




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