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体を張って気づいた、ネット情報の不確かさ

じぶんの眼球に土下座したい。
「負担かけてごめんよ・・。」と。
そのくらい、反省しているし落ち込んでいる。

最近、目の調子が悪かった。
かゆみがあるし、ドライアイもひどい。
コンタクトを使ってない日でも、夕方になると乾燥している。

気になりだすと止まらなくなる性分なので、仕事おわりに眼科を受診した。
連休前で診療時間が変更してるとこも多い中、17時を過ぎても受け付けてくれる病院があって助かる。
しかも、家から歩いて10分。いとありがたし。

視力検査をして、眼圧をはかって、医師の診察。

「コンタクトは何を使われてますか?」
問われて、ぱっと答えられなかった。

わたしはあまり聞いたことのないメーカーのコンタクトを使っている。
詳しいわけじゃないけれど、大手じゃないことは確か。
自分でも商品名が覚えられないから、マイナーなんだろうとは思っていた。

幸い、予備を持ち歩いていたので、パッケージを見せる。
でも医師は首をかしげていた。
「全然聞いたことないなあ・・」と。

目に傷がついているし、アレルギーっぽい症状が出ているから、
コンタクトの種類を変更したほうがいいと思う。との診断結果を受けた。

やっぱり、あんまり合わないものを使っていたのか。
なんとなーく、これって相性よくないのでは・・?とは感じていて。
よく外れてたし、乾燥しやすくなったから。

なんでそんなん使ってんだよ、と問われれば「安かったから」だ。
遡ること2年ほど前、コンタクトの出費を減らすべく、種類を変更することにした。
新卒で入った会社は、お給料が低かったもんで。
少しでも節約したい、と切なる思いがあった。

というか転職して気付いたけど、前職の給料は明らかに安すぎだった。
事務だし地方だし、と諦めてたけれど、業務量と全然釣り合っていないと思う。
全国展開してる大手なんだから、もう少し社員に還元してほしい。
なんて、辞めた分際で偉そうに言ってみる。

話がそれてしまったけれど、Google先生を駆使して調べまくった結果、あるブロガーさんがおすすめしていた商品にたどり着く。
全然聞いたことないメーカーで、だいぶ安い。
一応ほかのと比べたけど、悪いところは見当たらないし大丈夫そう。
そんなこんなで現在まで使い続けていた。

「安いから」とネットの情報に飛びついたじぶんの愚かさを猛省したい。
今思えば、眼科で話を聞いてみるなりすべきだった。
当時のわたしは、ネットでわかることを人に聞くのって無駄だろ、という思考で。
ブロガーやYoutuberの情報を信頼しすぎてしまっていた。

昔ほど悪質なステマ案件は減ったと思うけれど、彼らは紹介することで報酬を受け取っている。
確かに、自分が使ってみていいと思ったのかもしれない。
でもそれが万人に当てはまることはまずありえない。当然のことながら。
だから、本や専門家の話を聞いて補う必要がある。
あの頃のじぶんには、その考えが少し足りていなかった。

「コンタクトは交換できても、眼は交換できません。」
診察のあと、待合室に貼られたポスターが痛いところを突いてくる。

安易な情報に飛びついて、一生モノの体をだめにしてしまうなんて恐ろしすぎる。
手遅れになる前に、体が痛みを負って気づかせてくれた。
そう思うと診察費用は安いもんだったと感じる。

ついつい忘れてGoogleを過信しがちなので、戒めとして投稿しておこう。

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