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炊飯器で、決断力を磨きたい

優柔不断で困ることの上位に、ほしいものを買うことがある。

Amazonで「カートにいれる」まで通過していても、数週間寝かせてしまうことは珍しくない。

ほんとに使うかな?衝動買いになりそう…。
もう少し安いやつあるのでは?

なんて考えて、決断ができず。

迷ってるうちに売り切れてたのなんて、月1レベル。

とはいえ、生活は日々過ぎていくもので。
時間とともに、ほしいものもどんどん増えていく。

だからわたしのほしいものリストは増加する一方。

最近ひたすらに迷っているのが、炊飯器だ。

去年の秋頃、一人暮らしで三年使ってた炊飯器がリタイア。
買い替えようと思ったのもつかの間、謎のチャレンジ精神が芽生えて。
「なくてもいけるんでは?」と。
今日まで本当に、使わず過ごしてきた。

片手鍋と3COINSのレンジで炊けるポットで乗り切っている。
最初こそ失敗したものの、慣れてしまえば大したことはない。
2合分炊いて、冷凍しておけば3日ほど持つ。
鍋で炊いたほうがおいしいのなんて、言わずもがなだし。
意外と炊飯器なしでも快適に生活できている。

ただ、ひとつだけ問題にぶち当たっている。
「雑穀米が炊けない」ってことに。

白米のおいしさは素晴らしい。
不謹慎だけど、人生があと一ヶ月しかないとわかったら、わたしは真っ白以外のお米なんて食べないだろう。
されど、彼らはヘルシーさではもう一歩のところがある。
恐らくわたしの人生は一ヶ月以上つづく見込み。
なので、健康にも気を配らなくてはいけない。
おいしさを多少犠牲にしてでも。

玄米は体質的に合わなかったし、何より毎日食べるのがしんどい。
雑穀米なら、食べやすさと健康の両立が可能で、習慣化できていた。
それが、ここ数ヶ月は白米ばかり食べているじゃないか。

なぜって、炊飯器が壊れたからだ。

人生は自己責任。環境のせいにするのはやめましょう。
大いに共感しているので、常々気をつけている。

でも、雑穀米が食べられないことだけは、責任転嫁させてほしい。
炊飯器、君にしかできない仕事なんだ。

もう薄々気づいている。
さっさと買ったほうが楽だろう、とは。

でも、何を買うか決める。これがまためんどくさい。
検索窓に打ち込めば、無数と出てくる選択肢。
初めてこの仕組みを作ったエンジニアは、便利すぎて頭を抱える未来なんて想像もしていなかっただろう。

情報を集めて、候補を絞って、買う。
やることは至ってシンプルなのに、優柔不断にとっては至難の業。
毎度、買い物にはカロリーを消費する。ああ大変。

いや、悲観的にとらえていては楽しくなくなってしまう。
考え方を変えよう。これは、決断の練習だというふうに。

人生は決断の連続で。今後もありとあらゆる岐路にたたされるんだろう。
今だって、仕事を変えようか、だとしても次は何をするのか悩んでいるんだから。

だったら炊飯器くらいは、上手に決めていきたい。
今月中には、買ってやるぞ。

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