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今も昔も愛おしくなる喫茶店
「どっちがいい?」
25年生きてきて、幾度となく回答に頭を抱えてきた質問だ。
犬か猫か、恋と友情、お金かやりがい。
この手の質問は非常に厄介だと思っている。
単純に答えを出せるはずがないのに、なぜか優劣をつけることが好まれるからだ。
「どっちも大切」「時と場合によるんじゃない?」
などと答えようもんなら、たちまち後ろ指をさされる。
回答から逃げるいい加減なやつとして。
なのでいつも渋々選ん
ショパンのあんプレスをシェアしたい【喫茶店日記】
「このおいしさをシェアしたい。なんで一人できたんだろう」
神田・珈琲ショパンのあんプレスを食べて、そんな後悔に襲われた。
トーストした食パンであんこをサンドしたショパンの名物、あんプレス。
インスタやGoogleの口コミで、絶賛されていて、あんこ好きとしての使命に駆られた。
これは、絶対に食べなきゃ!
実はショパンを訪れるのは二度目。
一度目は夕方に、しかも別の喫茶に入れなくて二番手として
まりも、第二候補に選んでごめん【喫茶店日記】
ともだちが働く横浜の美容室に行った帰りは、東横線沿いの喫茶を巡ることにしている。
今日もめちゃくちゃ満足のヘアカットを施してもらい、鼻高々で数駅先の珈琲店へ。
マップが示した地点につくと、閉ざされたシャッターに臨時休業の張り紙。
静かに、けれども大いなる落胆が駆けめぐる。
"誠に残念ですが、今回はご希望に沿いかねる結果となりました。"
思わず、お祈りメールの文面がフラッシュバックする。
仕
喫茶店なのか、書斎なのか/喫茶日記#4草枕
書斎にお邪魔している気分になった。
新橋の「草枕」は読書欲が貪られる喫茶店。
地下鉄虎ノ門駅から4分ほどのビルの1階。
「草枕」の四角い看板は、ビル名の真下に佇んでいる。
ちょこんとした感じが、逆に存在感を放っていると思うのはわたしだけかしら…?
とはいえ外観だけでは、喫茶店だと想像し難い。
そば屋か、銭湯のようなビジュアルだもん。
のれんをくぐって中に入ると、壁に並ぶ本たち。
店名から文学の
トーストの厚さは、懐の広さ
このところ、得体の知れない憂鬱に付きまとわれていた。仕事のささいなミスで、地獄行き確定なの?レベルで落ち込んじゃう。せっかく書いたnoteを人のと比べてダメ出し。
良くないとわかってても、時々訪れるどうしようもない日。
こんな時は、現実からの逃避行に限る。平日ど真ん中だけど、出社前にモーニングをキメてやる。
半ば縋る気持ちで、会社近くのカフェ・ラパン(上野)へ。
外の席で新聞読んでるおじちゃん