【ライティングと物語と】おすすめするためにはオススメしない? その1
【今回は、ライティングを学びにやってきたペコルくん、はてさて、いったいどうなることやら…】
♪♪♪
フンフンフ〜ン、ふんころがし〜♪
転がしたフンが大きくなったよ〜、
前が見えなくなって、
壁とフンに激突しちゃったよ〜♪
お鼻がつぶれた、ふんころがし〜
フンフンフ〜ン、ふんころがし〜♪
♪♪♪
ペコルくんは今日もごきげんルルルンルン
鼻歌混じりでおさんぽっぽ
さて今日は、お気に入りのカフェ、
「inorindou(いのりんどう)」にやってきました。
マ「お、ペコルくん、いらっしゃい」
ペ「マスターさん、ごきげんよう」
マ「はい、ごきげんよう、ペコルくんは今日もごきげんだね。せんぱい、来てるよ」
ぺ「はい〜」
「ん〜、ナイスネスですね〜」ペコルくんは、シンプルだけどオシャレなマグカップに注がれた、淹れたてほくほくでステキな香りのするコーヒーを受け取ると、お外の石畳の道路に出た。
欧風の石造りアパートメント、オーストラッリアルのメルンボルンだかフランシュだかスパニンだかポルタガルだかイタリーニャだか。そんなオシャレな建物。その壁沿いに、日除けのパラソルがついて並んだテーブル。時折、その横を紙袋にパンだったりお野菜だったりをパンパンに、おさんぽっぽしてるしてる人たちが通り過ぎる。
そこでペコルくんはいつもの席に座ってかきかきモノカキしながらコーヒーを飲んでるせんぱいを見つけた。
ペ「ココナッツせんぱい、おはようございます」
コ「お、ペコルくん、おはよう。」
ぺ「せんぱい、今お時間はよいですか?」
コ「おぉ、ペコルくん、いいよ。どしたの?」
ペ「せんぱい、ボク、文章かいてみたんです!見てもらってもいいですか?」
コ「おぉ、文章、もちろんいいよ。ボクでよければ。ペコルくんが?」
ペ「はい。ボク、また旅に出たくなって、お金が欲しくなったから、こんな文章を書いてみたんです。どうでしょか?いい本があったから、オススメする文章です。
▼これです▼
【本】やりたいこと(仕事・天職)探しの答えは、この本にあった! 」
コ「へぇ〜、ペコルくん、文章かけるんだ、っていうか文字かけるんだね、あ、ゴメンね、ほんと書いたの見たことなかったから、だけなんだけど」
ペ「はい、テヘヘ。むかしエンピツをチョコレートと間違えてかじったら苦かったです」
コ「おぉ、どれどれ、ふむふむ…おぉー、うんうん、いっぱい書けてるねー、オーケー、オーケー、
まず質問なんだけど、ペコルくんはアレコレ言われるとガックシするタイプ?それとも色々言われたいなってタイプ?」
ぺ「ん〜、ボクはすぐガックシなっちゃうし、すぐ混乱しちゃうし、理解が遅いけど、教わったことをすぐ忘れちゃうタイプです!」
コ「あはは、盛りだくさんだね!w そうかいそうかい、じゃあ、2つ、2点だけ言ってもいいかい?」
ぺ「はいー(ドキドキ、こわいな〜)」
コ「あ、でも、それよりも先に2つ大事なことを言っておく必要がある。まず1つ目、これから言うことは、まずボクも同じように失敗をしてきたことなのさ。ボクが失敗してきた範囲のことだけ、ボクはキミに伝えるようにするさ、それはね、ボクが失敗した範囲でしかキミに伝えることはできないからなんだ。その意味は、ボクも同じような失敗をしてきた者っていう意味さ。
それから2つ目、だからこれはボクの個人的な視点からのアドバイスで、多くのアドバイスの1つに過ぎないってことさ。キミがこれをアイデアにしたり、他と比べたりと参考にしたりして、取り入れるか取り入れないか、それはキミが選んでいいんだ。まずはその2つを覚えておいてほしいんだ。それが分かったら、同じような時期に見直して良かったことを伝えさせてもらおうと思うんだけど、どうだろね?」
ぺ「んー、わかりました〜、おねげいします!」
コ「まず1つ、オススメする文では、オススメしない方がいいらしいんだ。むしろオススメしないようにした方がいいらしいんだよ」
ぺ「へ?」
コ「たとえば『このコーヒー、めっちゃ美味しいから飲んでよ、ほらほら』ってコーヒー目の前に持ってこられたら、ペコルくんはどう?」
(と言いつつ、ペコルくんの目の前にコーヒーを差し出す)
ぺ「んー、美味しそうでも『いいや!』ってなっちゃいます!」
(と言いつつ、コーヒーカップを引っぱって受け取り、コーヒーをゴクっと飲む)
コ(あ、飲むんだ!とカップを返してもらい、しかも結構、減ってると思いつつ。スルーして)
「だろ?だから『オススメしたい時はオススメしないように』って言われてるんだよ」
ぺ「ほぇ〜!知らなかった!ボクはすごくオススメしちゃってました!」
コ「だよね〜、そうなんだよ。だってそうでしょ、いいものだからオススメしたいよね。だからボクもめっちゃオススメしてたのよ。そしたらある時、『オススメしたい時はオススメしないように』って教わってさ」
ペ「ほえ〜、どうしたらいいでしか?」
コ「そうだね、気をつけてだと難しいから、まずは具体的には、3つのコトバを使わない、減らすようにするといいかな。『!・ぜひ・おすすめ』の3つ。もすこし、深堀して説明すると、、(あ、寝てる)」
ペコルくんは難しい話が入ってくると眠ってしまうクセがありました。
グ〜グ〜、スヤスヤ
難しい話を聞いてる途中の居眠りはとっても気持ちよさそうzzz
ということで続きはまた次回
con
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■おまけ■
◆今日の音楽◆
和田アキ子/Akiko Wada
あの鐘を鳴らすのはアナタ/You're the One Who Rings That Bell
◆おすすめしない本◆
▼何がいいって、名前がいいですね、シュガーマン(さん)。センス▼
▼キラキラネームじゃないのかな?とは思うけど…(個人的には好み)▼
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