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もっとも成果の上がる方法が、もっとも効率いいという働き方改革

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会社の法的都合として従来の残業を減らす、有給、育休を取得するというレベルの従来の「働き方改革」は、人口減少社会ではすぐに限界になる。個人の労働生産性=成果/労働時間の分母だけで考… もっと読む
ご質問はご遠慮なく、https://note.com/inootanaka/message からご… もっと詳しく
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【4万5千再生突破!】成果を出して仕事を劇的に減らす方法が14分でサッと理解できる画期的動画。働き方改革必須の『仕事を減らす』ための方法をお見逃しなく!#働き方改革

#仕事について話そう #働き方改革

『働き方改革のイノベーション』(1−1)はじめてのコールドコール

 私のプロフィールにおいて『逆さ人生(自己紹介)』と題して、58歳のときにはじめて会社員になったことを紹介した。そのときの経験から『仕事を減らす』(サンマーク出版)を書くことになった理由をまとめておく。  会社員としての最初の役割は新規営業だった。企業によって、営業を新規をハイブリッド営業とする場合があるが、私が勤めた外資系の日本法人は、新規顧客の獲得の必要性が高いため分けていた。新規営業は数名だったが、その手段がコールドコールに限定されていた。コールドコールとはこちらが売

『働き方改革のイノベーション』(1−2)PIPの洗礼

 前回の(1−1)はじめてのコールドコールで、コールドコールという手段がマネジメントの目的となってしまった極端な例を紹介したが、今回はその顛末についてまとめたい。    私の選択した道は、上司の命令にそのまま従うと成果が上がらないため、別の方法で成果を上げることだった。実際に成果も上げることができた。しかし、上司としては自分の命令をきかない部下ということになり、処罰を受けることになった。

『働き方改革のイノベーション』(1−3)働き方改革を分子から「引いて考える」

 「働き方改革」を引いて考えると、その使命は「自分が楽をして成果を上げること」になる。働く時間を減らせば楽になるので「働かない改革」と呼ぶ人もいる。『仕事を減らす』(サンマーク出版)でも紹介したが、引いて考える(頭のいい人が無意識に使う思考法)とは、そのことの使命を明らかにすることだ。  政府や企業側からすると、労働生産性を上げることが働き方改革という建前になっている。基本的に労働生産性を個人で考えると、成果を労働時間で割ったものと考えればいい。したがって、定時帰社、残業制

『働き方改革のイノベーション』(1−4)成果が上がればライフの質が高まる

 ワークライフバランスという言葉がある。  (1−3)働き方改革を「引いて考える」では、ワークを減らすには、個人の労働生産性=成果/労働時間の分母だけで考えるより、分子の成果を追求したほうが労働時間が減るという、一見矛盾するアウフヘーベンを紹介した。 「もっとも成果が上がる方法が、もっとも効率がいい」 という考え方で、私の場合、既存営業の仕事が平均1日で1時間で終わるようになった。  これは私が58歳で入社した会社の環境が居心地のいい環境でなかったことから生み出した「小さ

『働き方改革のイノベーション』(1−5)根底に必要なのは反逆の精神

 働き方改革に限らず、大なり小なりイノベーションを生み出したければ、反逆の精神がなければ生み出すことができない。昨日までのものが、明日も明後日もそのままだとすると、新しいものは何一つ出てこない。働き方改革を行うためには、今ままでのやり方を否定する必要がある。さらには、今までのやり方を上司や先輩が作ったものであったとしても、その人と自分は違う、だから別の方法を考えるんだという反逆の精神も必要とする。  (1−1)はじめてのコールドコールで紹介したような例では、反逆の精神を働か

『働き方改革のイノベーション』(1−6)イノベーションを生み出す3つのプロセス

 Creative Organized Technologyでは、イノベーションを生み出すためのフローチャートがある。『国産ロケットの父 糸川英夫のイノベーション』(日経BP)のP174、175に図2「創造性組織工学のフローチャート」として全体像はオープンになっている。  イノベーションとして洗濯機や掃除機などの家電が生まれた理由は、当時は主婦の仕事とされていた洗濯や掃除の時間を減らすためのものだったのだ。つまり、自分のやっている仕事を減らすものが、イノベーションということ

『働き方改革のイノベーション』(まとめ)カフマンの4つの創造性

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『「働き手不足1100万人」の衝撃』小さなイノベーションをビルトインする以外の方法がない

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『働き方改革の人類史』幸福格差の時代(世界の歴史)

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『仕事を減らす』(サンマーク出版)紹介記事一覧

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