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マスコミ企業のESでアピールすべきことを具体的に紹介

12月。マスコミ就活、キー局、準キー局のES締切が続々と迫っています。

今日は、改めて、ESでアピールすべきことを深堀り、書いてみようと思います。

毎日放送(MBS)やフジテレビなどのESについても少し触れますので提出予定の人はぜひ読んでみてください。

その前に自己紹介!


イノと申します。
▶✕@kikuzotv

就活塾(マスコミ専門イノ塾)を経営していたり、企業の外部人事などを行う、採用や人のキャリアの相談にのるのが大好きな38才会社社長です。

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まずは結論からお話するとESに大事なのは、以下2点です。

  1.  本気度

  2. 人としての魅力

この二つをESでは意識すべきだと思っています。

①の本気度が一番大事だと思っていますので最後に詳しく説明します。

よって、まず先に②の「人としての魅力」について。

これは、簡単に言えば

【この子に会いたいか?】

です。

テレビ局の就活ではESでかなり人数を絞ります。

具体的には、8000人の応募があってES受かるのはそのうちの10分の1ほどなイメージです。もう少し絞っていることもあります。

マスコミ業界は、昔ほどの超人気企業!とまではいかないにしても応募者はたくさんいて、その中でテレビ局は光る人を選び、直接話を聞きたいと思った人を面接に呼びます。

ここで会いたくなる人とは、変わった経験をしている人ではありません。

変わった経験のある人は目に留まりやすいですが、それ以上に『切り口』の素晴らしい人が魅力的に見えます。

経歴だけスゴイ就活生。
たとえば、「日本一になるほど強豪校の部活の幹部でメンバーをまとめた!」と書いてある就活生より、

よくある塾講師のアルバイトでも、
「生徒獲得のための保護者見学会で行った驚きの工夫」
「辞めていく先生に対するやる気スイッチを押した具体的な話」など、

一階層深く話を具体化してさらにあまり人と被らない内容を話す人の方が、会いたいと思われます。

経歴はぶっちゃけ関係ないんですよね。

話が面白い人というのはいつも『具体性』と『希少性』のある話をしているんです。

そして話や、文章がつまらない人は抽象的な話をたくさん書いています。

そして自分では具体的と感じていても人から見れば抽象的と感じることが多い。読んだ人の頭に、あなたと同じ映像が浮べばそれは魅力的な話です。

ESも同じです。

MBSではあなたのこれまでの経験を羅列するもの、
フジテレビでは幸せを感じたとき、悔しかったとき、

など短いフレーズで答える質問があります。

このような質問ではさらに工夫がいります。


たとえばこんな感じ。

「演劇サークルの裏方」と書くのなら、

「裏方のボスに君臨!演劇サークルの音響マジシャン」

このようにイメージが高まる書き方が良い。

もちろん正解なんてありませんが。

複数企業の外部人事も行う私は「演劇サークルの音響マジシャン」の就活生にはどんな子かな?会いたいな。と思います。

こういう細かい『伝える工夫』をしている人って、話が面白そうって思いませんか?

こういうところに人を楽しませようとする人間性が見えるものです。

淡々と書くのはだれでもできます。

目の前の人にイメージさせて楽しませる気持ちで書いてみるといいかもしれません。

次に最も大切な①の本気度。

これはいわゆる志望動機です。

志望動機というのは実は広く、大きく分けて下のような3つにわかれます。

Aテレビ業界の志望動機
B具体的にやりたいこと(企画)
Cなぜその局か?

志望動機はこの3カテゴリーに分けられます。

よく聞かれるのが「あなたが○○テレビで実現したいことを具体的にお書きください」というもの。

これに志望動機を書きます。

よくあるのが具体的、と書かれているにもかかわらず、具体的な番組企画を書かずにAのテレビ業界を目指したきっかけを書き続けているもの。

または、なぜその局かの理由が抜けている、などがあります。

ここで本気度の低い人は企業にばれます。

「具体的に書けない。→この子は考えていない。→ということは本気度は低いな。」

とそこではじかれます。

抽象的なものが何千通も送られてくるので、テレビ局のESやインターンのESでは具体的に!ということをかなり強調して書かれています。

また今回MBSの設問ではこれまでは聞かれていなかった、放送局を志望するようになったきっかけを聞かれています。

これは読売テレビの「こんな時代になぜテレビ局」の設問と同じものです。

おそらく「あなたが○○テレビで実現したいことを具体的にお書きください」と聞いて、先ほどのA、B、Cのそれぞれの志望動機をバランス良く、具体的に書くことが学生にとって難しいと感じて、Aのテレビ業界の志望動機だけを分離したと考えられます。

つまり、このESではAのテレビ業界の志望動機もきっちり具体的に具体的に書かなければ本気度が伝えられません。

その上でBCのやりたい企画となぜその局か?の設問に具体的に答える必要がある。

これが書ける人がいわゆる本気の人、ノリでテレビ局を受けてない人、です。

そんな人が面接に進みます。

今一度この①と②を見つめ直して具体的なやりたいことを考えてESを書きましょう。

まだまだ言いたいことがありますがとりあえず基本はこの辺で。

さて 準備をしっかり進めたイノ塾生はキー局の4次、5次選考に駒を進めている人が複数残っています。

準キー局は今から始まる、またキー局もこらからのものをある、また名古屋や地方はまだまだこれから。

広告も出版もこれから。

とは言え年末そして1月には本気で準備を進めないとなかなか内定まで漕ぎ着けられないのも事実。

頑張っていきましょう!!!

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