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インド 6泊7日

シンガポール編の続きになります!
宜しければご覧下さい☺️

Where in India?

Travel risk 1

関西空港からシンガポールで乗り継ぎをし、向かう先はインド南端のマイナー都市ティルヴァナンタプラムです!

インド自体赤道からは遠いですが、ティルヴァナンタプラムは熱帯に属しているため年中暑いです🥵

1日目 インド到着

トリバンドラム国際空港

午後11時、4時間のフライトを経てシンガボールからトリバンドラム国際空港に到着しました!空港を出てバスに乗ります。

車内はだいぶ騒がしいです😂バスのドアも開けっ放しで走ってるので発展途上国に来たのだと実感させられます。運賃は目的地をスタッフに伝えて回収してもらうシステムです。そこそこ走って運賃は35円でした!シンガポールとの差が凄い😇

Hotel Highland

6日間泊まるホテルで1泊2000円です!部屋はめちゃくちゃ広くて、お湯は出ないですが個室のシャワーとトイレがあり、エアコンは無いですが上の巨大な換気扇がエアコンを上回る出力なので全く問題ありません!

お腹がすいてますがそれ以上に眠たいので今日のところは就寝することにします。

2日目 市街を散策

ホテルを出ると3台ほどのオートリキシャが止まっていました。オートリキシャとは屋根付きの原付バイクであり、短距離型の移動手段としてインドで馴染み深いものです。

「サー、どこ行くの?」

ホテルを出るとすぐに1人のドライバーに話しかけられます。

「読み方が分からないんですけど、この有名な寺院を見に行こうと思っているよ。」

「100ルピ(≒175円)でいいよ。乗って!」

寺院までは徒歩15分くらいなので全然歩こうと思ってたのですが、まだ昼のインドの交通事情が全く分かってないのでとりあえず承諾して連れていってもらうことにしました。

ぼったくりパンフレット

目的地に着くとドライバーが話しかけてきます。

「サー、オートリキシャで街中を観光しないか?ああいうとこからこういうとこまで連れてってやるぜ?」

彼は非常に見覚えのあるパンフレットを手にそう言いました。フィリピンのイントラムロスでぼったくられた時に見たアレと全く同じ作りのパンフレットでした😇

「いや、1人で回りたいからいいよ。」

そう言って半ば無理やり運転手を振り払いますが、今度は別のオートリキシャドライバーが次から次へと話しかけてきます。

あー、うz…皆さんもティルヴァナンタプラムにいらしたら頑張って断りましょうね😇

ശ്രീ പത്മനാഭസ്വാമി ക്ഷേത്രം

そんなことはともかく、こちらがティルヴァナンタプラムで最も有名な寺院です!パドマナーバ神という有名な神様を祀っているそうで、まだ朝なのであまり人がいないですが右側で靴を脱いで左側で服や荷物を預けてから中に入るそうです。(残念ながら異教徒は寺院の中に入れないそうです😇)

宝くじ販売所

さて、実は私超重要なものを持参し忘れてしまったので、ティルヴァナンタプラムでいちばん大きいショッピングセンターまで歩いて向かいます。物価がめちゃくちゃ安かったり、ゴミの量が多かったりある程度想像していた所はあったのですが、この街で特に異常だったのは宝くじの販売所が半端なく多いということでした。

宝くじ専門の出店は然り、コンビニにも置いてますし、街中を歩いている野良の商人が外国人の私相手に宝くじの押し売りをしてきたりもしました😂「3時間後に結果が出るよ!」みたいなことを言っていたので日々の運試しみたいな感じでやってるんでしょうかね?

Mall of Travancore

ここがティルヴァナンタプラムで最も大きなショッピングセンターだそうです!

実際デカいかと言われると田舎の実家の近くのイトーヨーカドーくらいなのでそこまででもないですが、周囲がボロめの住宅街が広がっているだけなので相対的に考えればデカいと言っていいかもしれません。Appleやマクドナルドといった他の場所では滅多に見られない海外の企業もここには入っています。

Ha Ha Ha Ha!

昨日の昼から何も食べてないのでインドで初めての食事を摂ります!これで200円くらいなのでめっさ安いですね😎右下がバナナのフライ、左がカレーのパイ、右上が芋のカレーソースがけです。

人生最大の辛さ

バナナのフライとカレーのパイを美味しく頂いて、最後に右の芋を頂きました。カレーがかかってて美味しそうな部分を一口…??!!

か…からァァ!!!私は結構辛いもの好きで韓国のカルボブルダックとかよく買ってきて食べてるんですが、もうそういう次元ではありませんでした。辛くて有名なソウル本場のキムチなんて屁でもないくらいの極激辛を口にして、汗はもちろん涙と辛さに耐えるための貧乏ゆすりが自然に出てくるくらいの本物の辛さでした。

チャイを飲もうにも熱いので口の中が余計痛みます。ソースがかかってない部分は完食したのですが、かかっているもうひとつの芋は残してしまいました。すみませんでした🙇‍♂️

改めて考えるとカレーソースではなく色合い的にも唐辛子の練り物に近かったのではと思ってしまいます。

ホテルのアメニティになかったシャンプーとティッシュはなんとかモール内で手に入れましたが、肝心の変換プラグがどこにもなかったため別の場所に向かいます。

Cタイプ

日本の充電ケーブルはAタイプですが、インドでは使えないので地元の電気屋さんでCタイプの変換プラグを購入しました!

合計で1000円くらいでしたが、Cタイプは韓国に行く時用に家にあったので勿体なかったですね😔いずれにせよ充電が切れる前に何とかゲットできて良かったです。

ゴミの山

それにしてもゴミの山を所々に見参しますね。南インドだからっていうのもあると思いますが、シンガポールでアメリカの女性が言っていたほどは汚くない街並みで、しかし干上がった川にはゴミ山、廃墟にも積み重なるゴミの山が広がっていてお世辞にも綺麗とはいえません。

子連れの親が子供に「ゴミはそこに捨てとけや」みたいなことを言って子供が道端にゴミをポイしてる光景や、おっさんが道端で立ち小便をしている光景は普通に見かけるので環境整備に対する意識の差は大きいようです。

ഹോട്ടല്‍ ആര്യാസ്‌ പാര്‍ക്ക്

さて、時間が経ったのでお昼を食べます。Googleのレビューが1万件を超える超人気店ഹോട്ടല്‍ ആര്യാസ്‌ പാര്‍ക്ക്(なんて読むねん🤣)に来ました!

実は南インドではヴィーガンへの配慮が非常に盛んでして、レストランの1/3くらいは完全に植物性の料理しか提供しないヴィーガンレストランだったり、ノンヴィーガンレストランや電車のチケットを取るための申請票にさえも「あなたはヴィーガンですか?」と記載する欄があるくらいです。

このレストランもヴィーガンレストランだったのですが、普通に動物性の食材は使ってませんと言われなければ分からないくらいの満足感がありました!ちなみに写真の料理は"Masala Dosa"という料理で、南インドで最もメジャーな食べ物です。お値段は150円くらいでした✌️

インドの住宅街

平均的な住宅街の様子です。電線はかなり混線気味で感電しないかドキドキしますが、お家は思っていたより綺麗な印象を受けます。

貧しい層の住む家

山がちになってるところの脇道(?)みたいな場所はどこの国も変わらずバラック小屋のような建物が並んでいます。

こんなところで街はある程度散策できたので今日は帰宅しようと思います!

3日目 駅で野犬と夜を明かす

トリバンドラム駅

「ティルヴァナンタプラムはインド南端の街だ!」と豪語していましたが、すみません実際はもっと南の街があります😇

ということで、電車で3時間かけてガチのインド最南端の街「カーニヤクマリ」へ行ってみましょう!

駅のプラットフォームには「電車に乗るために40ルピくれないか?」「これはカーニヤクマリ行きの電車だよ!教えてやったんだから金よこせや!」とめちゃくちゃ図々しい人がいましたが、要求値が数十円なのであげちゃいました。

オートリキシャに乗ってても車道を縫ってお金ちょうだいと手を伸ばしてくる女性がいたので、その辺りはマニラと変わらないなと懐かしさを覚えました😑

3Aクラス

インドといったらなが〜〜い寝台列車が有名ですが、移動距離こそ短いものの私が今回乗るのもそれにあたります。3Aクラスはtier3(長椅子を3等分したうちの1座席分のみの予約だから眠れない)のA(Air conditioner付き)という意味です。

長すぎて駅のプラットフォームでどこから乗れば良いかとまごまごしていたら、長い顎鬚でスーツ姿の怪しい男性が「お前はここに座れ。有料席だから600円払え。」と案内してくれました。

プランテーション農業?

プランテーション農業なのか、単にヤシやバナナの生い茂る森なのかは分かりませんが、所々に自然の脅威を感じるほどの巨大な森林が姿を見せます。

カンニヤークマリ駅

インド最南端のカンニヤークマリ駅に着きました!それにしても長すぎて電車の端まで確認できませんね。

カンニヤークマリの街中

コンビニで水を買ったら半年賞味期限が切れてましたが、気にせず飲みながら海岸に向かって進んでみます😂

これがガチのインド最南端から眺めるインド洋の景色です✨️というのはちょっと嘘で、写真の1番後ろに見える寺院までフェリーで行けるので行ってみましょう!

フェリーに乗るための列

左右に見える"75" "300"の数字は、75ルピ(≒100円)でちゃんと列に並んだ上でフェリーに乗れて、300ルピ(≒500円)で列に並ばずにフェリーに乗れるよ!という意味でした。

ちなみにこの時の私は「なんか行列出来てるから並んでみよ!」みたいな感じで並んでるので、これがフェリーに乗るための列だということすら分かってませんでした😂

駅のチケットを取った時もそうだったのですが、インド人には「列を作る」という概念がないので、自分からチケットカウンターに押し入って「カンニヤークマリ!カンニヤークマリ!」とお金を差し出しながら叫ぶしかなく、お利口さんに前の人に続いて待っていても一生自分の番は回ってきません。

しかしこの列に関しては「75ルピでフェリーに乗りたくばちゃんと『列』を作れ」と至る所に記載があり、割り込みしてくる輩には無数の警備員が「最後尾はあっちやアホ!」と怒鳴っているのである程度の秩序が保たれている感じがします。

フェリー

2時間ほど待ってやっとフェリーに辿り着きました🤣(500円ならそれでも良かったかもしれない))1番後ろのでかいヤツに乗ります!

使い回しの臭い救命胴衣を着てフェリーに乗り込みます。「兄さん!ここ座りなよ!」と優しいインド人が席を詰めてくれました。

帰りは満席だったので立ちっぱなしでしたが、めちゃくちゃ揺れるので新手のアトラクションみたいで楽しかったです🤣

Vivekananda Rock Memorial

先日行ったティルヴァナンタプラムの寺院は超神聖らしく服装まで指定がありましたが、こちらの寺院は靴さえ脱げばそれでいいよスタイルらしいので、靴を脱いで上がってみます。

ちなみにロッカーなどはなく、靴はその辺の地面に置いとくだけなので皆さんボロいサンダルで来てたりそもそも裸足できてる方もいらっしゃいました。私は普通に割と新しめの運動靴で来てしまったので、物陰に隠した上でササッと帰ってきまし

インド洋

これがガチの最南端から望むインド洋です!一点の曇りもない真っ更な水平線が綺麗ですね✨️

チャーハン

近くのお店でインディカ米で食べるチャーハンを注文しました!底が厚いので見た目以上に量が多いのですが、これがまたマジで美味かったです。

日本だとあまりインディカ米を食べる機会がなくバイト先の隣のインド料理屋で変わった味のピラフを頻繁に食べていたのですが、私の好物のチャーハンをちゃんとしたインディカ米で食べれるのがとても幸せでした☺️

老人にペットボトルで殴られる

帰路に就いていると、子供が老人にペットボトルで殴られ何やらヒンディー語で話しているシーンに出くわしました。知り合い同士戯れているのかな?と思いつつ、老人の歩くスピードが遅かったため私も後ろを通り過ぎようとすると

「バチーン!」と1発ペットボトルで殴られました😶ペットボトルなんで全然痛くはなかったんですけど、訳も分からないまま唖然として通り過ぎて行きました。ペットボトルの通り魔なんですかね😂

カンニヤークマリ駅

電車が来ない

時刻は16:30、行くべき場所は行ったつもりなのでそろっと帰りましょう。例に倣って65ドルをチケットカウンターに差し出し、「ティルヴァナンタプラム!ティルヴァナンタプラム!」と叫びます。

「ティルヴァナンタプラムは1時間遅れてるよ。」

なんだって?!仕方がないので1時間駅の構内で待ちます。1時間後…

「ティルヴァナンタプラム!ティルヴァナンタプラム!」

「その電車は運休や。次の電車は23時やで。」

ハァ??!

この時点で3つの選択肢がありました。1つはそのまま23時まで駅で待つこと、もう1つはティルヴァナンタプラム行きの電車の接続数がカンニヤークマリより多い、1駅先のナガルコイルjr.まで歩くこと、最後にタクシーを呼んで帰ることです。

運賃は電車と比べてかなりかかると思いますが、とりあえずタクシーを呼ぶ方向で考えてみることにしました。駅前には恒例の短距離型移動手段オートリキシャが止まっていますが、一応声をかけてみると「90キロww無理やろ笑」と言われました。そりゃそうですわな😇

しかし実は普通のタクシーを呼べない理由がありまして、インドでメジャーなタクシーの配車アプリが世界的にも広く使われている"Uber"なのですが、こいつを使うには電話番号の登録が必要なものの私が現在使用しているSIMカードは電話番号がないタイプなので、私のUberはただ「電話番号を登録してください」と表示されるだけの傀儡と化していました🥲

カンニヤークマリからナガルコイルjr.までは徒歩4時間くらいで、仮にナガルコイルまで歩いたとしてもカンニヤークマリ発の23時には余裕で間に合いそうだったので結果的に歩くことに決めました。せっかくインドに来てぼさっと座ってるのも勿体ないですからね。

道中の様子

インドではゴミを燃やしている光景をよく目にします。日本でも田舎だとゴミを燃やしている家もありますが、ここ結構な大通りなので煙が全部車道側に流れてきてめちゃくちゃ煙たいんですよね🤣

思ってた以上に暗い

時刻は18:40、この辺りで思っていた以上に暗いことに気が付きます。街灯もない場所とある場所があったり、たまーに通過する自転車も大体無点灯なので非常に危なっかしいです。

急遽始まったインドの夜旅の様子は動画に収めましたので宜しければご覧下さい😂

ということで、白くペイントされていた石の意味は「隣崖やから気ぃつけてな」ということだったらしく、車が来てもどう避けようもないので急遽引き返すことになりました😇

帰り道にインド人のおじさんから「コンニチハ、ドコノクニデスカ?」と日本語で聞かれて、知らない土地の暗い夜道で日本語を話せる人と出会った時の安心感が半端なくて精神的に非常に支えられました!

カンニヤークマリ駅

さて、1時間ちょっと歩いてなんとかカンニヤークマリ駅まで引き返してきました!完全に無駄足でしたがとりあえず生きてたのでOKです😂

中に入るとカウンターが妙にすいていたのでちょっと嫌な予感がします。

「サー、ティルヴァナンタプラ厶行きの電車は?」

「明日や。」

「😇😇😇」

仕方がないので駅の構内で1泊します。

足元の野犬

しばらくすると、1匹の野犬がキュンキュン鳴きながら足元にやってきて眠り始めました。ごめんな、ワシも水しか持っとらんねん。

12時頃のカンニヤークマリ駅構内

23時頃になるとインド人たちも床につきはじめました。環境的なアレもありますが私はそもそも不眠症で、睡眠導入剤をティルヴァナンタプラムのホテルに置いてきてしまったので眠らずに夜を明かすしかありません。

ヤバい奴に声をかけられる

※ちょっと生々しいお話です
「兄さん、その水ちょっと分けてくれよ。」

私の飲みかけのペットボトルを指さしてインド人の男性に話しかけられました。

私「ええで。」

知らん男の飲んだ水を飲むことになるのは中々嫌ですが、インドには自動販売機もない上にこの時間は売店もやってないので渋々承諾しました。

さすがにペットボトルから口を離して飲むのかなぁと思ってましたが普通に口付けて飲んでしました。お前はそれでええんか😂ワシは普通に嫌だけど)

私「ワシもう一本水あるからその水兄さんにあげんで。」

「要らん。」

なんやねん😂その後も同じ男性がちょこちょこ私のところにやって来ては水を飲んで帰っていきました。

午前4時頃、座り疲れたのでフラッと駅の外に出ると先程の男に出会いました。

「やぁ、どこ行くんだい?」

私「ただの散歩だよ。」

「マッサージしたろか?」

唐突にマッサージ宣言をしたと思えば私の腕の当たりをモミモミし始めました。

私「いいって。そんなことしても金は払わんで。」

かと思えば今度は下()の方も揉んでこようとします。

私「やめろって!警察呼ぶで!」

「兄さん、キスしよう。」

そういうと口を近づけてきたので"No No No!"と言って腕を振り解き逃げてきました。ただ喉が渇いただけの人かと思いきや恐らくゲイの人だったパターンですね😂

プラットフォーム

そうこうしているうちに日が出てきました。始発のチケットは無事取れたのでそれに乗って帰ろうと思います!

初めての日本人と出会う

プラットフォームを歩いているとアジア人らしき人を見かけました。シンガポール発インド着のフライトの乗客も恐らく全員インド人でしたし、ティルヴァナンタプラムでもアジア人は全く見かけなかったので物珍しさこそありましたが、陰キャでコミュ障の私はペコッとお辞儀をして通り過ぎてしまいました。しかしちょっとすると向こうから話しかけてくれました。

「すみません!」

私「えっ、日本人の方ですか?!」

そしてあろうことか日本人の方でした😇彼はインドに駐在している友達3人と会うために首都デリーからカンニヤークマリまで9時間かけて寝台列車でやって来たそうです。

まさかこんな僻地(失礼)の始発の列車で日本人に会うとは思ってなかったのでびっくりしましたが、彼もまたインド南部で日本人に会うのは私が初めてだそうで驚かれてました。

私が乗車するのはtier3ですが、彼はひとつ上のtier2に乗るそうなので挨拶をして直ぐに別れました。

獅子唐のフライ(50円)

そしてこちら車内販売で買った獅子唐のフライです。「バナナのフライ」「獅子唐のフライ」「おからのフライ」は南インドでめちゃくちゃ普通に売ってるのでいらしたら食べてみてください!

4日目 肉とパン食って終わり!

無事ホテルに到着し、薬を飲んで寝て起きたら暗くなってたのでマジで何もなく終わりました😂

謎肉(175円)

しかし今日はインドの禁忌屋台飯に挑戦してみようと思います。衛生的な観点から観光客が不用意に手を出すと食中毒を起こすので絶対に食べてはいけないと言われているかの屋台飯ですが、果たして如何に…

写真のこれは美味そうな匂いがしたので買ってきましたが何肉なのかは分かりません)蹄らしき物体の中にパサパサした肉が詰まっていたので鳥ではなさそうです。

改めて考えてみるとここまでヴィーガンレストランしか寄ってないので肉を食べたのはインドに来て初めてですね😂

クリームパン

「1個でええで!1個でええで!」って言ってるのに1個だけか?もっと買ってけよ!って言われて7個くらい詰められたクリームパンです🤣モンスターエナジーも3本くらい買ってけよって言われて(モンスターはなんとか断れましたが)完全にカモにされてました。

ちなみに袋に虫が大量発生していて、買った当日は虫を払いながら頑張って食べたのですが翌日になって袋を開けるとワッサワサになってたので見て見ぬふりをしながらゴミ箱にポイしてしまいました😇ちなみに何とか当たりませんでした!

これだk…

5日目 SIMの容量が切れる

സർവ ദ കോൺസെപ്റ്റ് സ്റ്റോർ

婆様から「土産買ってきてや」と言われたので数キロ歩いてやって来ました!お値段は観光客プライスで日本人の金銭感覚からしても普通に高い感じですが、置物から伝統衣装から宝石まで色々置いてるので買うものに困っているなら来てみてもいいかもしれません。

Dosa(75円)

帰り道に結構混んでたドーサ屋さんがあったので寄ってみました!

本当はチャイとセットで50ルピ(≒75円)なのですが、私のチャイは知らん人に持ってかれたのでありません😂色んな店のドーサを食べているうちに気づいたのですが、カレーは

右…白くて酸っぱくて液状。全く辛くない。
中…辛くて液状。野菜が入っている。
左…辛くてペースト状。

で固定のようです。右上のドーナツみたいなのは南インド恒例のオカラの揚げ物で、左右上の白いのと黄色いのは初めて食べますがめっちゃ美味しかったです!

ご馳走様でした!とお金を払いに行ったタイミングで、「きみチャイ飲んでないよね?」と言われてちゃんとチャイも頂きました🤭

インドの電話番号をゲットする

近くの家電量販店

一昨日の疲れがまだ残っていたのでホテルでYoutubeを観ながらゴロゴロしていると、「フルスピード分のモバイルデータを使い切ったため低速プランに切り替えます」との表示が出て、回線がバチバチに遅くなってしまったため重い腰を上げて近くの家電量販店までやって来ました。

謎の証明写真を撮ったりしながら1時間ほどで新しいSIMカードを手に入れモバイルデータも復活しましたが、それよりも嬉しいことがそのSIMカードにインドの電話番号が付いていたということです。

つまり…Uberが使えると!!我々観光客からすると運転手の言い値よりもUberを使った方がかなり安いので、これはだいぶメリットになります。

シンガボールヌードル

こちら私が現在宿泊しているHotel Highlandのレストラン(有料)なのですが、メニューに「シンガポールヌードル」というのがあったので、そういえばシンガポールで現金持ってなくてストリートフード食べれんかってんなぁと思い出し頼んでみました。

そしてこれが出てきたシンガポールヌードルなのですが、パリパリの麺の上に卵焼きのヒモがかかってる不思議な食べ物が出てきました😂ホンマにこれがシンガポールヌードルなんか?!

卵焼きがシンガポールのドーム型植物園を表しているという高度なボケの可能性もありますが、味の方は結構辛くてストロベリーシェイクが進みました。

6日目 ビーチを散策する

ティルヴァナンタプラムに来てから全然行ってませんでしたが、観光客が何を目的にこのマイナー都市を訪れるかというとビーチなんですよ!!

引用元:Academic Accelerator

ティルヴァナンタプラムは海岸に沿って細長い形をしているので利用可能なビーチが沢山あります!

折角なので街の変遷も楽しみつつ歩けるところは歩いて行ってみましょう!

道中

最初にティルヴァナンタプラムで最も有名なビーチ、コバーラムビーチに向かいます。ぼったくりパンフレットもイチオシのコバーラムビーチですが、ホテルから13キロ掛かるらしいので灼熱の太陽の下ペットボトルの水を頭にぶっかけながら進んでいきます。

高速道路?

道中果たして人が通って良いものか分からない道に出てしまい、折角なのでここからはUberを呼んで移動したいと思います。(ちなみに多分高速で合ってますが車道と車道の間を縫って通行してる勇敢な人もいました🤣)

コバーラム・ビーチ

着きました!ここがティルヴァナンタプラム一人気なコバーラムビーチです。

写真を撮りつつビーチの奥の方へ進んでいくと、

「サー、パラソル付きの椅子は如何かな?」

とコバーラムビーチのスタッフTシャツを着た青年に話しかけられました。

「すぐにここから離れるから大丈夫だよ。ごめんね。」

「200ルピ(≒300円)だし、キミが最初の客だからシートも綺麗だよ。」

値段が想定していたより安かったというのはありますが、何より人を騙せなさそうな純粋なオーラを感じたので「200ルピ払うよ。」と言ってパラソルを貸し切ることにしました。

パラソルから見る光景

少しすると恒例のぼったくりパンフレットを持った別の男が話しかけてきます。

「サー、クルージングはいかが?こっからここまで1500円、あそこまでは3500円で合計5000やで。」

「高いわ。手持ちないしそんな払えへんで。」

「両替所あるから連れてったろか?」

「予算オーバーやから無理や。」

ぼったくりパンフレットを持った男(左)

そういうと渋々帰っていきました。

また少しするとまた別の男がやってきます。

「サー、綺麗な布はいかが?」

「いらん。金がない。」

「安くしとくで。こんなのとかサーに合う綺麗な色してんで。」

「いらんて。何に使うねん😂」

そして布売りの男が帰ったかと思えばまた別の男がぁぁぁ!!!

「サー、気球5000円でどうや?」

「サー、お土産に太鼓買ってかない?」

「貝殻はいかが?」

「葉っぱの押し花?」

「フルーツ食べない?」

あ、フルーツは食べます。

マンゴーとパイナップル

揚げ物とカレーばかりで青果物に飢えていたので、サビサビの包丁に汚い皿を持った老婆からフルーツを買いました。

「サーはベリーラッキーだ。こんなに新鮮な果物売ってないからね。」といいながらフルーツを切ろうとしていたので、

「待て待て待て、いくらやねん!」と、値段交渉は先にしておかないと後から法外な値段を吹っかけられますから忘れずにしましょう。

そうして1300円から600円(普通に高い))まで値切ってパインとマンゴーを頂きました😋パインは美味しかったですがマンゴーは腐ってました😇

皿も包丁も汚かったのでなから当たることを覚悟しながら食べてましたが大丈夫でした!

例の気球
カニとエビ

「サー、うちで食べてかない?ここで取れた新鮮な魚介類が食べれるよ。」と声をかけられ中に入ります。

レストランの中に入ると生のエビやカニ、魚を載せたプレートを持ってきてどうかな?とけしかけてきます。

「エビ2とカニ1で」と言うと、「分かったよ。」と言って厨房に戻っていこうとするので「待て待て、値段は😂」と忘れずに尋ねて1600円から800円(普通に高ry…)まで値切りました。

メニューを引っ張り出して頼もうとすると「あなただけのスペシャルメニューだからメニューは見る必要ないよ」と回収されてしまったのでぼったくる気満々でしたね。

フィリピンのイントラムロスなどもそうですが、観光客が多いほどワンチャン狙ってぼってくる奴らが多いので注意する必要があります。

Uberが逆走し始める

帰りにホテルまでUberを使ったのですが(13キロで800円でした)めっちゃ運転が荒くて、1車線を2台で並走するのは当たり前で、追い越せるものなら急カーブでもクラクションを鳴らしながらスピードを落とすことなく対向車線に飛び出していくという猪突猛進タイプでマジで冷や汗が止まりませんでした。もう手の位置がデフォルトでクラクションにあったので「サーサー、落ち着いて運転して」っていつ言おうか迷ってました🤣

ホテルに着いてちょっと休憩してから再び外に繰り出しました。明日のフライトは23時発なので時間に余裕はありますが、荷物がバカ重いので今日のうちに回れるところは回っておきましょう!

ശ്രീ പത്മനാഭസ്വാമി ക്ഷേത്രം

初日も行きましたがあんまり良い写真が撮れてなかったのでもう1回行ってきました!

Pazhavangaadi Sree Maha Ganapathy Temple

上の寺院のすぐ近くにある有名な寺院です!こっちは正装なしでも入場ができるっぽいですね。

ガジュマル?
キリスト教協会

4km先のバリアスラ・ビーチに向かっていますが、海岸沿いのこの辺りはキリスト教の圧が高いように感じます。

バリアスラ・ビーチ

バリアスラビーチに到着しました!ちょーーど夕暮れ時でタイミングが宜しかったです。

階段ではおじいちゃん達が談笑をし、海では子供たちが泳いだり球技をしたりしています。先程行ったコバーラムビーチは遊泳禁止でしたが、こちらは特にそういうのはなさそうなので自由な感じですね。

野生の牛

インドというと牛のイメージが強いですが、実際インドに来て初めて見ました😂デリーとか中部の方だともっと普通にいるのかもしれませんね。

ശ്രീ പത്മനാഭസ്വാമി ക്ഷേത്രം(夜の姿)
Pazhavangaadi Sree Maha Ganapathy Temple

夜になると日本とか中国の伝統様式に見えないこともないですね。

さて、こんなところで回るべきところは回ったつもりなのであとは明日帰国するだけです!

7日目 Congratulations!!

いちごミルクシェイク

ホテルのレストランで食事をとる時は毎回いちごみるくシェイクを頼んでいるのですが、毎回出てくるものがちょっとずつ違って、

・ソースなしシェイクのみのパターン
・スプーンが刺さってないパターン
・いちごソースのみのパターン

等々色んないちごミルクシェイクに遭遇するのですが、今日はなんか特別でチョコソースがかかっている上に謎の果物まで乗っていて豪勢な感じなんですよね🤣

最終日だからサービスしてくれてるんですかね?(絶対違う))

Mall of Travancore

ホテルをチェックアウトした足で歩いて向かったのは、2日目にティッシュとシャンプーを買って激辛に遭遇したあそこ"Mall of Travancore"です!

ホテルにはチェックアウト12:00ギリギリまで居たのですが、飛行機出発の23:00までこのクソ重荷物を背負いながらうろうろしている訳にもいかないのでとりあえずゆっくり座れる場所を探しました。

マサラバーガーセット

もうひとつ来た意味合いとしては、インドルピーは国外持ち出し不可なので残りをここでの飲食に充ててしまおうという魂胆です。

最初の方に南インドではどうやらヴィーガンへの配慮が凄いらしいという話をしましたが、マックの商品一つ一つにもVEG.(野菜のみ)/NON VEG.(動物性あり)という表記があり、世界一と言っても過言では無いマクドナルドさえもきちんと表記していると考えると配慮が如何に行き届いているか分かりますね。

パフェ(400円)

端数調整と時間稼ぎでパフェも食べました!
カウンターに声をかけると(え、お前がこれ食うの…?)みたいな顔されましたがちゃんと綺麗に作ってくれました🤣

髭面の変な東アジア人がかわいいパフェ頼みだしたら怖いですよねすいません😇

Ha Ha Ha Ha!(150円)

激辛を食べたあのお店にまた来てみました!

黒いのが辛いのか辛くないのか分からなくて恐る恐る食べてみましたがちゃんと甘かったので大丈夫でした😌もうひとつのは初日に食べて美味しかったバナナフライと、右のドリンクはミルクに砂糖が入ったみたいなやつです!

トリバンドラム国際空港

本当はUberで空港に戻るつもりでしたが、Mall of Travancoreの前に止まってたオートリキシャが「こっちなら100ルピーで送ったげるからUberキャンセルしなよ!」と言ってきて、Uberは150ルピーだったので申し訳ないながら野良のオートリキシャを使って空港までやって来ました。

空港のセキュリティチェックでめっちゃイカつい軍人のセキュリティーに「チケット見せて」と言われ、eチケットの控えをメールに送信してなかったことを思い出し「すいません並び直します」と言って最後尾に付いたのですが、次の順番が回ってきたとき

「日本人なんだね。」

「はい。」

"Congratulations!!"

とめちゃくちゃ優しい声と元気な笑顔で通してくれました😂

そういうタイプの人だと思ってなかったので私もインドに来て1番の笑みが零れてしまいました笑

出国審査が厳しい

チケットカウンターでシンガポール行きのチケットと大阪行きのチケットを受け取り、女性の方から口頭で出国審査を受けました。

「こんばんは。」

「こんばんは。」

「インドにはどういう目的できたの?」

「観光です。」

「インドに友達や家族は?」

「いません。」

「中国にも行ったんだ。何の目的で行ったの?」

「観光です。」

「インドではどこに行ったの?」

「名前は忘れましたが、お寺やビーチを訪れました。」

「移動手段は?」

「バスとタクシーとオートリキシャと電車です。」

「写真は撮った?」

「はい。こんな感じで撮りました。」

「貸して。」

スマホを貸すと、私の写真フォルダを次から次へとスクロールし始めます。

やばいやばい!!

実は私NovelAiという画像生成ツールにサブスクしてまして、地産地消しながらPixivで一般公開を行う通称AI絵師という側面があり、つまるところ…あまり見られると宜しくない画像が含まれているのです😇

しかしある程度スクロールしたところで手が止まり、「ティルヴァナンタプラムを楽しんだんだね。良い一日を。」と言って解放してくれました😂いけない画像も普通に混じってたはずなのでめっさ気まずいんですが、「サ、サンキュー」と食い気味に言い残して足早に荷物検査に向かいました。

という訳でインド編でした!当然インドも広くて地域によって人や環境にもかなり差があると思うので、今度来ることがあれば別の地域にも足を運んでみたいですね👆

ここまで読んで頂きありがとうございます🙇‍♂️

まとめ

・南インドでメジャーなのはナンではなくドーサ
・ペットボトルのドリンクは基本常温
・ヴィーガンへの配慮がすごい
・宝くじはマジでどこでも売ってる
・適当で変な人が多い傍ら優しい人も多い
・列は成さないので積極性が必要
・電車はとんでもなく運休率が高い(始発以外は信用してはいけない)

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