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5月の憂鬱は宇宙の空模様が原因だった!

長い冬が終わって桜が満開になり、入学式、入社式、新年度、異動、と全てが新たに切り替わる季節。
少し慣れて落ち着いてきたこの時期にやってくるのが、五月病。
新しい環境になれるためのストレス、気候の変わり目ゆえの寒暖差に身体が順応できないストレス。
これらのストレスで自律神経が乱れることから不調をきたし、心身に大きな負荷がかかることが原因といわれています。

5月の連休でほっとしたことをきっかけに、なんとなく落ち込む、気分が乗らない、行きたくない、意欲が湧かない……。
そんな人が増えるということで社会現象としてニュースにもなるくらい、多くの方に訪れるこの現象ですが、実はこれ、宇宙の空模様が原因だったと聞いたら、あなたはどう感じますか??

俄には信じがたいと思いますが、実はこの時期に環境が大きく変化することのない海外でも、同様の症状の人が増えるのだそうです。
現代の私達は空を見上げることが本当になくなりましたが、昔は常に空を見上げ、星の位置や太陽の通り道、雲の流れ、風の動き、様々な宇宙や空の情報が生活と密着していました。
その頃から変わらず、宇宙からの情報は今も届き続けていますが、私達が科学の発達によってすっかりそれを忘れてしまっているだけなのだとしたら、どうでしょうか。
太古から同じリズムで私達は生きている、ということです。

私達に一番大きな影響を与える、太陽。
BG5とそのベースであるヒューマンデザインでは、太陽、そして太陽系の惑星からニュートリノを通して与えられる情報が、とても重要であると考えています。
特に太陽は、自分がどういう人間であるかという部分において、70%もの影響力を与えるとされています。
この太陽の動きを自分のキャリアデザインチャート上に落とし込んで可視化したものが「曼荼羅」と呼ばれるものです。
太陽がこの曼荼羅上を移動する法則には、易経の64卦が利用されています。太陽は1年をかけ、一定の法則に基づいて配置された易経の64種類の卦の上を、移動していきます。

image: By Human Design Japan webサイトより
(https://humanjp.com/human-design/humandesign-mandara/)

この配置にはさまざまなテーマがあり、太陽が1年をかけてこの曼荼羅の上を移動していく中で、毎年この時期は私たちの感情が揺らされて、なんとはなしにメランコリックになったり、憂鬱な気分になったりするのです。
これがBG5から見た、私たちのメカニズムとなっています。
信じがたいと思いますが、太陽の動きにあわせて、この時期は古いものから新しいものへと切り替わり、動かなきゃ、やらなきゃ、というプレッシャーから私達が感情的に揺さぶられ、そこから自分自身を見つめ直すよう仕向けられているのです。
それが形として現れたもののひとつが五月病で、そのきっかけは宇宙から届く周波数とそこから生み出される環境という、太古からのメカニズムだった、と。
太陽が与える周波数が感情のアップダウンをもたらすからだとは、誰も思わないですよね。

曼荼羅上を太陽が進む法則は、ヒューマンデザインシステムを構築したラー・ウル・フー独自のもので、それまではこの形で太陽の動きを記したものは世の中にありませんでした。
今ではこの法則を元にしつつ形を変えたものがいろいろと出ていますが、アレンジのない本家本元の情報はここになります。
太陽は64卦のうち、遺伝子の開始コドンと紐づくとされる番号を先頭に、1年をかけて移動します。そのため、BG5やヒューマンデザインでは1年の切り替わりは1月1日ではなく、この易の番号に太陽が入った日を新年と考えます。易と遺伝子の関係性については研究が続いているとも言われていますし、東洋の奥深い神秘性を感じさせられます。
そして日本人はこの事実(古いものから新しいものへの切り替わりの時期)を知ってか知らずか、桜の散りゆく季節をひとつのサイクルの節目と位置付け、時代を紡いできました。
考えれば考えるほど、日本人の感性の深さに誇らしさを感じます。

五月病、と名前がついてしまうほど多くの人に影響を与える時期ですが、感情の浮き沈みは、やがて新しい表現の発露、躍動へと繋がっていきます。
メランコリックの中から芸術が生まれる、というのは感覚として皆さん、わかるのではないでしょうか。
この時期は、そうやって新しいものを生み出していくための、感情的な時間だとも言えるのです。
なんとなく憂鬱で、壁にぶつかっていると感じている方へ。
あなた自身が悪いのではなくて、これは太陽からあなたへのギフトのようなもの。メランコリックを十分味わうことで、あなたの中に、新しい発見があるということです。

では、今日はこのへんで。
ごきげんよう。


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