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I'm 不器用な母

〇〇の日 というのは 基本的に販促なので
できるだけ
便乗しないようにしているが
ちょっと便乗して 書いてみたいと思う

女性の総合職の認知が上がってきた頃
出産を翌月に控えて 会社を退職した

時代背景的に「続けたいんだけどなー」という体を通したが
(同僚に申し訳ないが 時効なので許してもらおう)
出産後の体調やメンタル 子どもの様子が想像できず
仕事と子育ての両立なんて 1ミクロンも自信なかった

実際に新しい生活を始めてみると
ご飯を丁寧に作るでもなく
家事を細やかにするでもなく
命をただただ繋いでいるだけなのに
想像通り 子育てと仕事なんて絶対に両立できないと思った

子育ては 自分にとって
つねに ゆで卵を背負っているようなモノで
(生卵ほどやわではないが ゆで卵くらいもろい 
 そんなイメージ)
いつも心配で不安だった

ベビーカーは大きくて 
こんなにたくさん 社会の空間を使っていいのか
おんぶして スペースを開けないといけないのではないかと気になった
うるさくて社会の迷惑でしかない赤ん坊は
親のエゴの化身だから 責任もって 迷惑かけないようにしないと

お金を稼げない自分は 社会のお荷物
無償でも できることはなんでもしなければいけないと
思っていた

子育てしながら社会参画してお金を稼いでいる人もたくさんいるのに
自分は無能で 勇気もなく 

具体的に何かにチャレンジすることもできないのに
空気椅子に座っているかのように 
中途半端に心は常に緊張していた

子育てを丁寧にやるなんて
仕事してる人からしたら
ママごとのようなモノだ


・・・なんてわけないのだ!!!!


子育てはつらくはなくてとても楽しかった

今お母さんを始めた不器用な人たちに伝えたい

専業主婦はタックスイーターという人もいるけれど
あなたから生まれたお子さんは将来3億を稼ぎ出す
タックスペイヤーになるかもしれない
保育施設を作るのにものすごい費用がかかるけど
無償で自費で保育しているお母さんはすごいんです
これからのことは誰にもわからない
あなたは 無能でも 勇気がない人でも ない

しっかりたくさん眠らせて
ご飯作りなんて上手でなくてもいいから
いろいろ素材を食べさせてあげて
外の光をあびて
たくさんお話しして

そんなシンプルなことがものすごく大事

稼げないと一人前じゃないという 
空気椅子に座っていた私は
子育てにあたって
当たり前のことがすごく雑になってました

子どもたちと一緒に楽しんでください
旦那さんは大人だから 
自分のことは自分でやってもらいましょう

時々は自分にご褒美をあげて
基本 自分ファーストで

私のイライラとか 元気のなさ 
自信のなさとか は
全て子供に伝わってました
だから
お母さんはぜったい幸せな方がいい

自分が幸せでないと 家族は幸せでない
家族が幸せでないと 社会も幸せでない

ワーキングマザーには本当に尊敬しかない
今はそんな素敵な人々と仕事しているけど
私は どっちかというと
ゼロからのスタート

だけどそれでもよかった
すべてに感謝です



mag


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