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レシピに番号を付ける意味

考えたこともなかったのですが、一流の人は常識を疑う視点を持っていて感服します。

この問題について、私も考えてみました。


まず、番号がふってあると手順を参照する時に便利なのです。

「手順3.  手順1で作ったタレを…」

など、レシピ自身の中で参照したり、講師が生徒に伝えたり。


ですから、言ってしまえば別に数字でなくてもよいのです。

「順序」としてはどうせみんな上から読むわけですから、「象さん」とか、「雲」などレシピ内で重複しないラベルであれば。


などと、コンピュータ言語と料理のレシピの類似性から考えてみました。

かつて、BASICという言語がありましたが、それには番号が振られていました。

そこで

goto 20

などと書いていた記憶があります。

某VBでは任意のラベルも使えますね。


もう一つの必要性は、情報の整理のためですね。

一般的には「表組み」であらわさえるような情報を整理するしくみを与えているわけです。表組みというのは宅配伝票や履歴書などもそうですが、作文のような形でそれらを書くより、決められた枠内に名前や住所などを書くと書く方も見る方も情報が整理されてわかりやすいですよね。

この例の番号は表ではありませんが、例にもあったように手順は5つまでとか10個までとか、数字がふってある、実はそれでも十分な枠組みです。

それらは単なる文章より、今、文章全体のうち私はどのあたりを読んでいるのか?あとどのくらいレシピは続くのか?ということを把握するのに役立ちます。

ちなみにこの文章も、「この問題について、私も考えてみました。」の後で次のようにすればちょっとわかりやすくなりますよね?

以下の2つの理由で必要です。
1つめは…

2つめは…

そういう事です。


ちなみに、タイトルイメージは、「食べるバタートースト」という我が家のオリジナル料理です。

1.バターを一口大に切ります
2. パンを焼きます。
3. 1で切ったバターをトーストに塗らずに乗せて完成です。

バター好きにはたまりません。


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