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小規模事業者持続化補助金、悪戦苦闘の顛末とその闇を暴く(その2)

前回は、小規模事業者持続化補助金とはいったいどのようなもので
その申請の方法などを書きましたが、今回からいよいよこの補助金の
採択および審査の実態について体験談を赤裸々にお話いたします。

2020年3月に第一回の募集がはじまりました。
私自身は第一回から果敢に挑戦したつもりですが、コロナ対応型の
補助金ということで、今でも続いていて第8回が次の募集になるようです。

金額も事業計画によって細分化されて2021年から上限が200万円まで
増額されました。補助率は原則 2/3(赤字事業者の場合には 3/4)
これは、新たに成長・分配強化枠 / 新陳代謝枠 / インボイス枠という
名目で細分化されたことによって上限が200万円までアップしました。

通常枠は上限50万円になってます。ただし、特定創業支援の
特例対象者は100万円まで補助が出るとのこと。

前置きが長くなりましたが、実際の私の補助金顛末記の全容を
お話しいたします。

2020年3月に申請した書類は、2ヶ月以上かかってようやく5月31日に
採択の通知書が届きました。これで晴れて補助金が出る態勢になったと
思ったのですが、さにあらず正式には決定書が届いた時点で申請書類の
要件を満たしたことになるということを知りました。

その決定書が届いたのが7月31日です。申請から4ヶ月以上が経過して
いました。

経費についてはその年の4月からのものが経常できるということなので
さらに、ここから2021年の1月末までの6ヶ月間の経費の
3/4(コロナ対応型)を補助してもらえる目処が立ちました。

そして、2021年1月末を迎えたのですが、すっかり補助金のことは
忘れておりました。かかった経費の精算処理して、領収書などの
必要書類をまったく準備していませんでした。

2月末までに請求するための請求書や領収書、経緯の説明など
かなり面倒な必要書類の提出を迫られました。

しかし、その他の仕事や作業に忙殺されていた関係で2月末の
締め切り日を過ぎてしまいました。3月になってから日本商工会議所の
事務局に電話で相談したところ、請求書類の提出を待っていただくことを
了承していただき、無事、3月中に書類の郵送が完了いたしました。

この時点で、すでに申請から早、1年が経過していました。それから
請求書類に対する細かな修正書類が5月に届きました。追加で提出する
書類が山ほどあることに半ばあきれ果てるとともに完全にやる気を
失いました。

その3へ続く~


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