見出し画像

ごく最近、わかってきた「にごり酢」や「黒酢」の酢酸菌効果!

にごり酢の健康に関する効果・効能がごく最近、わかって
きたという事実を知って、驚愕しました。

にごり酢とは、
濾過する前の濁った状態ののこと。 にごったには、
アルコールをに変えてくれる微生物、酢酸菌が含まれて
います。ただし、瓶詰の段階で、に加熱殺菌しているため、
酢酸菌自体はは死滅しています。

にごり酢(濾過しない酢)として有名なものとしては純米米酢、
リンゴ酢、柿酢などがあります。

にごり酢とは少しタイプが違いますが、特に注目するのが
「黒酢」です。黒酢は一般のお酢に比べて原料を4.5倍も使います。
原料の成分に糖やアミノ酸が多いと赤褐色の色素ができて色づき
ます。それを熟成させることで「黒酢」になります。熟成期間長く、
しかも原料が多いほど黒い色が鮮やかになります。

「黒酢」の驚きの効果・効能を列記してみます。

1 酢酸の働きによって血液がサラサラになる
血液中の赤血球の割合と中性脂肪を低下させることで血液の
ネバネバ度を低下させ、血流をスムーズにする効果があるのです。
血栓予防にもなります。

2 高血圧を予防する効果、つまり血圧を下げる働きがあります。
原料に含まれているぬかの中のペプチドの働きだとされています。
さらに、GABAの成分によって血圧上昇を抑える働きがあります。

※ペプチドとは、
アミノ酸がいくつか結合したもので、タンパク質より吸収しやすく、
効率よく体づくりに再合成することができるアミノ酸の集合体です。
一言で言うと、アミノ酸とタンパク質の中間的な存在。

※GABAとは、
γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)の略語です。私たちの
体内に普段から存在しているアミノ酸のひとつ。
興奮性の神経伝達物質の過剰を抑え、抑制してストレスを軽減する。

3 コレステロールと中性脂肪を減らす
悪玉のコレステロールであるLDLコレステロールだけを低下させ、
善玉のHDLコレステロールの数値はほとんど下がりません。

4 抗酸化作用
体がサビつく酸化作用をストップします。

5 肝機能改善
肝細胞の機能を改善する。つまり、二日酔い防止に役立つ。

7 血糖値を下げる
インスリンの効き目を強くして、血糖値を下げます。

8 免疫機能を活性化
酢酸菌の細胞壁にある成分「LPS」に免疫機能を刺激して
重要な免疫細胞のマクロファージを活性化することで、
免疫機能を強化する作用があります。長く熟成することで死菌が
分解して「LPS」などの菌体成分が溶け出します。

9 認知機能低下を抑制する
脳内の異常タンパク質、アミロイドβの蓄積を抑えます。

10 美肌効果
D-アミノ酸と乳酸菌の作用で女性にはうれしい美肌効果を発揮。

11 免疫機能を強化し、アレルギーを抑える作用、ガンの腫瘍を
小さくします。酢酸菌の細胞壁にあるLPSが免疫機能を刺激する
ことで免疫力を強化。

世界に目を向けると、日本の「黒酢」と同じような性質の酢が
あります。

それは、

中国の上海に近い鎮江の長期熟成の「鎮江香醋」
北イタリアのモデナ地方の特産である「バルサミコ酢」

これだけの効能・効果が期待できるので、健康のためにぜひとも
「黒酢」を生活に取り入れていきましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?