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CLIP STUDIO PAINT マガジン

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CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)関係のメモ
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記事一覧

【クリスタ】自動で色塗りしてくれる機能を試した結果・・・

自動で色塗りしてくれる機能を試してみたのでメモしておく。 機能は、下記メニューからアクセスする。 編集>自動彩色(先行プレビュー) ・全自動彩色 ・ヒント画像を使って彩色 ・より高度な設定を使用 自動彩色の詳細は、公式マニュアルを参照。 ■検証早速、検証してみる。 まずは、線画を用意する。 この線画に全自動彩色を試してみる。 全自動彩色は、サーバーにデータを送って処理ので期待していた。 しかし、正直微妙な結果に・・・。 全自動彩色 線画を参照レイヤーに指定した後、

【クリスタ】素材:3Dオブジェクトの原点を移動して登録する方法

3Dオブジェクトの原点移動についてのメモ。 なにかしら都合により、小物パーツの原点を変更したい場合があるが、これは、クリスタではそういう機能が見つからず・・・。 しかし、CLIP STUDIO MODELER(無料)を利用すれば、素材の原点を編集ことができる(詳しくは取説を参照)。 例えば、クリスタで配置したとき、銃の原点は、中央底面にある、これをグリップの位置にしたいこともある。回転軸がグリップになるので、銃を手に持たせる親子関係にしたときに都合がよい。 ざっくりや

【クリスタ】TourBoxLiteでも2つボタン同時押しで快適操作?

TourBoxLite のメモ。 TourBoxLiteは、安価で購入できる左手デバイスだが、上位版と比較して、押せるボタン数が8つしかない。(そのうち、ホイールとノブは回転+押し込みスイッチ仕様になっている) 従って、ショートカットの割り付けできる数も限られてしまう・・・。 しかし、上位版と同様、2つボタン同時押しの組み合わせを利用するとかなり登録できるショートカットなどの操作が増える。 (※2つボタン同時押しに1ボタン2回押しとボタン押しながら回転も合わせると追加で

【クリスタ】3Dオブジェクト同士を親子関係にして追従させる

Ver2.2の新機能:アタッチメント機能。 3Dオブジェクト同士を親子関係にするときのメモ。 公式サイトで、3Dオブジェクト同士の親子関係は、いとも簡単にできるように紹介されているが、いまいちコツがわからないかったので、今回、調べてみた。 今回の事例としては、「3Dデッサン人形」と「リアルシャープ(頭部)」を親子関係に設定して、体の部位を動かすと詳細頭部も追従するように設定してみたが、これは、以前からやりたかったことだ。 ポーズ変更時に親子関係で追従するので、作業が楽にな

【クリスタ】素材背景の黒成分を抜いて透明化

表題のことができるオートアクションのメモ。 以前、Photoshopのやり方を書いたが、CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)でも同様のことができるはず。 しかし、クリスタでは、工夫して考える必要がありそう。 何故なら、クリスタには、Photoshopと同等の機能が無いから。 CLIP STUDIO PAINTで、試行錯誤してみたが、なかなかうまくいかなかったが・・・いろいろ調べた結果、CLIP STUDIO ASSTSサイトで、下記オートアクションを発見。 こ

【クリスタ】アニメーション機能の操作まとめ

クリスタのアニメーション機能は、わかりづらかったので長らく放置していたが、今回、いろいろ調べてみたのでメモしておく。 当初、PhotoshopのGIFアニメーション機能と同じようなものかと思ったが、似ている部分はあるものの、なかなか異なる点が多かった。 <Ver.1.11.10> 後述する参考動画を観ると日本のアニメーション制作現場のお作法を取り入れて機能が作られているのかもしれない。 ただ、気になる点が多かった。 原画マンが指定したタイムシートを観ながら、動画マンが手

【クリスタ】印刷用キャンバス新規作成時、一番最初に解像度を設定する

キャンバスの新規作成時、作品用途がイラストで、印刷出力のため、きちんと用紙選択と高解像度を設定したつもりだが、なぜか、幅と高さが小さい値になるという、つまらないトラブルに陥る場合がある。 特に初見者だと混乱するかも。 といっても、仕組みと解決方法がわかれば、どうということはない。 ■解決方法このトラブルを予防するには、新規ダイアログウィンドウを開いた後、 まずは、解像度を一番先に設定してから、単位や用紙を設定するとよい。 そうすれば、適切な幅と高さが自動的に設定される

【クリスタ】図形描画で利用するベジェ曲線の使い方

図形描画の際に利用するベジェ曲線関係のメモ。 少々、挙動と操作が独特すぎて、コツをつかむのに時間がかる。 なお、作成した図形は、素材に登録しておくと簡単に再利用性できるので、無駄にならない。そのまま素材を利用してもよいし、新しい図形を作成する際のベースにしてもよい。 ■前提まず、勘違いを正すため、図形ツールで、出来ないことをいくつか挙げておく。 ● 図形ツールで編集する際、ベクターレイヤーに対して、線のみの対応。 ベクターレイヤーで、線で囲まれた領域を塗りつぶすことが出

【クリスタ】髪束ブラシの検証

ブラシ素材:「髪の毛セット 12月改定版」のお試しメモ。 特性を踏まえて使いこなせれば、イラスト制作作業の時短になるはず。 ※描画レイヤーは、ラスターレイヤー、ベクターレイヤーどちらでもOK。 CLIP STUDIO ASSETSで、ブラシ素材をダウンロードして利用する。 (当該ブラシは、CLIP STUDIO>キーワード検索してブラシを見つける) ■ブラシの描画具合線画で、立体感のある髪束が描画できる。 また、髪束のきれいな収束は、抜き時の筆圧調整がコツかも。 描画

【クリスタ】ノイズ画像からレイヤーマスクを作成する方法

レイヤーマスクに画像を貼り付けてマスク化する方法がわかったのでメモ。その用途として、レイヤーの合成モードと組み合わせて、質感付けやライティング補正に利用できそう。 <v.1.10.13> クリスタのレイヤーマスクは、直接ブラシで塗るか、選択範囲を変換して作成することしかできない。 実は、Photoshopのレイヤーマスクだと、コピーした画像をレイヤーマスクを選択して、コピペするだけの簡単操作ができるのだが、この方法は使えなかった。 <補足> 今回の主旨としては、レイヤー